東京の初級限定の草野球リーグ・大会をお探しなら、東京スカイツリーグへ！

チャンピオンシリーズ初戦、Tokyo Eaglesとの戦いを７対１で飾ったＢＢジャンキーズ。
今シーズン、リーグ戦でも９勝１敗と非の打ちどころがない強さを誇っている。

１試合平均8.10の得点力と１試合平均1.59の防御率。

さらにチーム打率.290と、どの数値をとってもリーグ5指に入る強さである。
そのチームに隙はないのか。
他チームがつけ込む隙はどこにあるか。
そこを探ってみたいと思う。

唯一の敗戦。ZaK Japanとの一戦を振り返る

BBジャンキースが今シーズン唯一負けた試合。
それが2013年4月29に行われた対ZaK Japan戦である。
この試合、相手投手に単発３安打に抑えられた。
四球や相手エラーでチャンスを得たものの、後続が抑え込まれた。

この試合はZaK Japanが逃げの投球をしていなかった印象がある。

とにかく相手チームの隙に付け込む

ＢＢジャンキーズが勝った試合の得点イニング。
特にビッグイニングになった回には、必ず四死球と失策が絡んでしまっている。
相手チームのミスにつけ込んだそつのない攻撃が大きく影響していると言えるであろう。
チーム打率.290に対する出塁率が.426と、チームとしての出塁が非常に高い。
好球必打。ボール球には手を出さないが徹底されているチームである。
四死球が７１個ということで、安打数８４に匹敵する数である。

ＢＢジャンキーズの打者が醸し出す威圧感。

相手チームは委縮してしまっていないだろうか。
余計な四死球を出さないこと。特にイニングの先頭打者。
まず、前提としてそこがポイントとなりそうである。
チーム打率は.290。
勝負から逃げるのではなく、安打ならば仕方ないと割り切って思い切って勝負をしていくことが大切だろう。
また、ランナーが出てしまったとしても、塁を埋めるのではなく、勝負をしていかなくてはいけないだろう。
盗塁数が36と数は多いが、鈴木、佐々木の２選手で２０を記録している。ほぼ大半がこの２選手である。

とすれば、打たれて気にするべきランナーは鈴木、佐々木。
打者と勝負をしっかりして１アウトずつ確実に取っていくことだ。
少なくとも勝負から逃げていてはいけない。

ボール球に手を出すな。四死球を出す投手陣

ＢＢジャンキーズ投手はとにかく、防御率が良い。
失点23の自責点17。チーム防御率1.59。

これでは手の打ちようがないかと思われる。
ではどこか打ち込めるところはないのか。
そのヒントが数値から少し見えてきた。

奪三振数に対する四死球の数である。
矢口が20イニングで奪三振10。そして、四死球8。
大磯が32イニングで奪三振35。四死球11。
椎野も１０イニング、奪三振12。四死球7。

投球イニング数上位３名の数値を挙げてみた。
一見すると奪三振率の多さが気になってしまうだろう。
また、被安打数も少ない。
見事に投手陣が整備されている。

しかし、四死球の数が、ほぼ奪三振数に近いと感じた。

さて、相手チームがどれだけボール球を振ってしまっているのだろうか。
もしも、ボール球を振っての奪三振数ならば、それは四球に置き換えることが出来るだろう。

ＢＢジャンキーズに先制されてしまった場合、何とか追いつこうと気が焦ってしまう。
しかし、そこをぐっと堪えて待球をすることが出来れば、出塁も可能ではないだろうか。
きわどい球は当然打ちに行く必要はある。
しかし、明らかなボール球には手を出さないこと。
好球必打。そして、ランナーを出したところで、投手を揺さぶる。

まずは出塁する意識を持つことが大事ではなかろうか。
ランナーが出て気にしない投手はいない。

とにかく、無駄な四死球を出さない。
ボール球には手を出さず、塁を埋める。
ＢＢジャンキーズ攻略のカギはこの２点でないか。