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昨シーズンのリベンジカップ覇者新宿REDEYE　ｖｓ　昨シーズンのチャレンジカップ覇者東京シーガルズという好カードの一戦だ。
チーム打率が３割５分と高い打撃力を誇る東京シーガルズを昨年覇者の新宿REDEYEが抑え込むことが出来るか？
勝敗の行方が大いに楽しみである。もしかするとこの一戦が今シーズンのリベンジカップ全体の流れを大きく左右することにもなりかねないだけに大いに注目だ！

昨シーズンチャレンジカップ優勝の東京シーガルズは手強い存在

＜東京シーガルズのトーナメント(RC)成績＞
一回戦 ○16-3　 チームポアンカレ
二回戦 ○17-12　プレアデス

＜新宿REDEYEのトーナメント(RC)成績＞
一回戦 ○8-2　 東京アクアホークス
二回戦 ○12-6　武蔵台ＡＲＲＯＷＳ

【参考URL】
2018年 スカイツ・リベンジカップのトーナメント表はこちら

新宿REDEYEと東京シーガルズのリベンジカップの一戦はなかなか興味深い試合だ。前者は昨シーズン、このリベンジカップの覇者であり、後者はチャレンジカップの覇者だ。

カップの格はリベンジカップの方がワンランク上であるため、実績からは新宿REDEYEに分があるように思えるが、東京シーガルズは自慢の打線を武器に今シーズンのリベンジカップを２試合連続２ケタ得点で勝ち上がってきていて簡単にはある扱えない。

東京シーガルズは2017年スカイツ・チャレンジカップでスレイヤーズを破って三代目CC王者に君臨している

１回戦は１６－３とチームボアンカレを圧倒、２回戦はフレアデスを１７－１２の乱戦で下して２試合合計で打線は３３点も得点をたたき出している。従ってこの打撃力は新宿REDEYEも大いに警戒しなければならないだろう。

２試合で合計７イニング攻撃しており、うち６イニングで得点をしていて、６，７，１１点をといった大量得点を１イニングで奪ってきた実績も脅威だ。新宿REDEYE投手陣はこの活発な東京シーガルズの打線を止めない限り、リベンジカップ連覇に黄信号がともってしまいかねないだけに注意が必要だ。

東京シーガルズ 藤井「今シーズンは強力打線に加え、投手力と守備力が向上したことによって安定した試合運びができたと思います。」

東京シーガルズはリーグ戦のチーム打率が３割５分近い

東京シーガルズの打線の良さは今に始まった話ではない。このチームは２０１５年からこのスカイツリーグに参戦してきたチームだが、今シーズンのリーグ戦を終えた時点までのリーグ戦累計（２１試合）でのチーム打率が．３４６。

この数字は全スカイツリーグ１３９チーム中４位で、もともと打線は活発なチームなのである。

新宿REDEYEは2017年スカイツ・リベンジカップでギャルソン・ジャイアンツを破って三代目RC王者に君臨している

従って今回のリベンジカップでもその自慢の打撃力を存分に発揮し、自分たちの野球をして３回戦まで勝ち上がってきている。

また、チーム防御率も３．５４とそこそこだ。新宿REDEYEの３．０３には劣るものの、投手が打ち込まれて敗戦を重ねるようなチームではない。従って前年のチャレンジカップ制覇に続き、今回はワンランク上のリベンジカップを制覇してもおかしくないチームだ。

新宿REDEYEの防御率は３点台前半で投手力が◎

２０１５年からスカイツリーグに参戦してきた新宿REDEYEは、今シーズンのリーグ戦をすでに９試合を戦い終え、過去シーズンからの累計でリーグ戦２８試合で１８勝５敗５分の高い勝率で戦ってきている。

ここ好成績に貢献しているのが高い投手力で、この間のチーム防御率は３．０３でスカイツリーグ全チーム中１６位と優秀だ。

リベンジカップに滅法強いと豪語する新宿REDEYE バンビ(村井佳祐)

昨シーズンはあきら（１）選手が８勝をあげて最多勝利賞のタイトルを獲得したが、今シーズン彼は故障でシーズン序盤で投手は休養し、野手に専念している。

彼がほぼ投げていない今シーズンは、びんびん（１３）がリーグ戦６勝０敗、防御率２．３５（いずれも成績は１０月２７日現在）と昨年の最多勝利投手不在の穴を埋めるに余りある活躍をし投手陣を引っ張っている。

３８イニングを投げて２９与四球はやや多いが、３３奪三振という数字が光る成績だ。

そして、びんびん(3)の陰に隠れるようにいるのが、秘密兵器の中家(5)だ。
中家(5)は今シーズン3試合のみとなっているが、実力はびんびん(3)以上との呼び声が打開逸材だ。びんびん(3)が本格派としたら中家(5)は技巧派の部類になるだろう。球威もあり、防御率は1.75と計算できる投手なので、びんびん(3)の調子次第では早めのスイッチもあり得る。それに強肩強打のマキ(6)が東京シーガルズ得意の足を絡めた攻撃を封じ込めてくれるはずだ。

必然的に打力のみに賭けるしかない東京シーガルズになりそうだが、その打力が新宿REDEYEを凌駕できるか、できないのか。この差が勝敗を分けることになるだろう。

新宿REDEYE バンビ(村井佳祐)「流れを悪くして四球からのタイムリー。これを全員で無くして行きたいです！」

【試合直前インタビュー】東京シーガルズ 藤井の一問一答

-- この一戦に向けてチームの雰囲気、準備状況はどう？

つい先日リーグ戦優勝を決めたばかりであることもあり、雰囲気よく勢いに乗ったチーム状況です。
特段の準備はしていないですが、当日までに分析してチームで共有したいと思います。

-- 今シーズンのチームの出来を振り返ると？

高い攻撃力だけでなく、投手力と守備力が向上したことでいい結果が出ていると思います。
昨シーズンは勝っても負けても大味な試合展開が多かったのですが、今シーズンは接戦を粘り勝つ事ができるようになり、戦い方の幅が広がりました。

-- 対戦相手の印象、警戒すべき点を挙げるとすれば？

リーグ屈指の投手力と守備力はもちろんですが、攻撃力も数字以上に強力なチームだと感じています。
なによりディフェンディングチャンピオンですし、変に身構えるよりも、当日見て入ってくる情報を基に戦い方を考えられればと思います。

-- この試合のポイントはどこになると思う？

トーナメント戦なので勝ち切る強い気持ちが一番大事ですが、先日のプレアデス戦での死闘を見ていますので、これについては全く心配していません。
ポイントとして残るのは、敢えて言うなら監督の采配ではないでしょうか。

-- 勝てば準決勝進出です！この試合に向けて意気込みをお願いします。

やるからには優勝を目標にしていますので、なんとか勝ち進みたいところです。
今シーズンこれまで続けてきた野球ができればいい結果がついてくると思います。

【試合直前インタビュー】新宿REDEYE バンビ(村井佳祐)の一問一答

-- この一戦に向けてチームの雰囲気、準備状況はどう？

チームの雰囲気としましては、リベンジカップ連覇に向けて士気が高まってます！

東京シーガルズ様とは対戦経験がないので未知の相手ですが、データを見る限り爆裂に強そうなのと、中沢審判に『あそこは強いよー』と脅されたので、心してかかります(笑)

-- 今シーズンのチームの出来を振り返ると？

あきらが投げれなくなり、不安たっぷりで始まった今シーズン。
更にはキャプテンの村井も自打球により網膜剥離で戦線離脱。

波乱の幕開けでした(笑)

そんな中びんびんの投手としての成長がかなり大きかったですね！

-- 対戦相手の印象、警戒すべき点を挙げるとすれば？

総合的に隙がないチームと言う印象なので、ミスしたら負けると言う怖さがあります。

得点力を見る限りワンチャンスを物にしてるということでしょうし、得点圏まで走れる機動力。これが1番怖い。

打たれるのは良しとして四球で絶対ランナーを溜めないようにしたいですね。

-- この試合のポイントはどこになると思う？

先程述べましたが

打てる打てない
投げれる投げれない
走れる走れない

よりも、ミスしたら負ける！
と思います。

いかに自分達の野球が出来るかが勝負のカギになるかなと考えてます。

-- 勝てば準決勝進出です！この試合に向けて意気込みをお願いします。

オーダーバレちゃうかも知れないけど、うちはほぼフルメンバーです！(笑)これで負けたら言い訳無しです！(笑)

全力でぶつかるので、東京シーガルズ様！よろしくお願い致します！