KOREANS・KANG SOO MIN(222) | 2014年11月13日
2013スカイツリーグに怪物が登場していたことをご存じであろうか。
リーグ参加初年度のKOREANS、屈指の4番バッターであるKANG SOO MINである。
10試合に出場し、打率.560、打点7、3本塁打の打撃成績。
リーグ屈指の長距離バッターである。
クリーンナップに座るKANG SOO MINの活躍が、見事に草野球チャンピオンシリーズ出場へと導いた。
他球団からすれば、とんでもない選手が出てきたと思ったことだろう。
リーグ管理人でさえ
「このリーグはKANG SOO MINのためにあるのか!!」
と絶叫してしまう程、毎回の試合結果で感じるほどの成績を上げてきた。
打撃で好成績を上げるためには、自分の調整がかなり難しいはずだが、コーチ兼任で挑んだこのシーズン。
KANG SOO MINは自分の目標ではなく、チーム内での役割を果たせたことを誇った。
「初年度ということもあって、まだ未知数な部分が多かったと思うので、たまたま運が良かったんだと思っています。
チーム内では、打撃コーチとして今年度の目標を「チーム打率を1割上げる」と掲げましたが、なんとか達成できました。
来年も頑張っていきたいと思っています。」
チーム打率を1割上げる。
この目標は非常に厳しいハードルだ。
個人でならば、自分だけで努力しようと思えるが、チームとなるとそうはならない。
個々の選手それぞれがどれだけ受けるかだからだ。
一人の選手が打っても、他の選手が打てなければ、チーム打率は変化しない。
その厳しい目標を、打撃コーチとして達成したということは、指導者としての手腕も見事なものだ。
10試合出場の打点7。
今季のKOREANSチーム打点は55であるので貢献度は非常に高い。
2013年06月15日 対 RedPlums戦。
2013年09月22日対 TOKYO MONSTERS。
この2試合では快音が聞かれなかったが、それ以外の試合では1試合を除きマルチ安打を達成。
特に2013年06月01日のMAPPA!戦では2本の本塁打を含む全打席出塁の大活躍だった。
「特に感触といったのはなかったです。普段どおり自分のスイングができました。」
本塁打を打った際の感覚も自分のスイングで片づける。
打席に立った時に大事にしていることはと質問した際にも同様の回答が返ってきた。
「なるべく考えず、どんな球でも自分のスイングができるように心がけています。」
無理に本塁打を狙う訳でもなく、自分のスイングを心がける。その延長戦で出た本塁打。
これぞ強打者の証でもある。
その翌週行われたTokyo Eagles戦でも、2試合連続となる1発。
「韓国チーム同士の大事な一戦だったので、必ず打たなければならないプレッシャーがありました。
決勝点に繋がってよかったです。」
プレッシャーとなる場面で1発を出せる勝負強さが、好成績につながったのだろう。
今シーズン戦ってきた全チームで気になる球団はどこかないか、
またその理由は何か。の問いかけも彼には不要だったかもしれない。
「どのチームも野球に対する姿勢は同じくらい強いものでした。
毎回、緊張感のある試合で、簡単には打たせてもらえなかったです。」
相手チームに敬意を払いつつ謙遜した答えだ。
それでも、自分自身の打撃を意識することで、簡単には打たせてもらえない状況を打破した。
状況を一変できる力の持ち主が故に、この結果に結びついたのであろう。
しかし、草野球チャンピオンシリーズでは出場の機会が叶わずチームは初戦敗戦に終わった。
チャンピオンシリーズでKANG SOO MINの雄姿を見ることはできず終わってしまった。
彼に持っても消化不良の面があるかもしれない。
しかし、彼はそう思っていない様子だ。
「僕が出たからといって、必ず勝てた試合だったとは思えません、
野球は一人でするのではなく、九人が揃ってはじめて成り立つものだからです。」
チームは早稲田レッズ投手陣に3安打に抑え込まれた。
もしKANG SOO MINが打席に立っていたら、流れは変わっていたかもしれない。
そう考えると残念でならない。
最後に来季の抱負を聞いてみた。
「来年は今年よりも難しい戦いになると予想しています。
自分個人の成績よりも、チームのみんなの成績が少しでもよくなれるようにしていけたらなぁと思っています。」
全てはチームのために。
強打者KANG SOO MINの“怪物”ぶりは、フォア・ザ・チームの精神から来ているのかもしれない。
来季も好成績を残す。
何故か、既にそう思えてしまう存在である。
■KANG SOO MINのバッティング動画
日 付 | 対 戦 | 守 備 | 打 順 | 打 撃 成 績 | 打 点 | 得 点 | 盗 塁 | 盗 失 | 失 策 | 美 技 | 詳 細 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014年12月06日 | 対 RedPlums(●10-4) | 三 | 5番打者 | - アゴ - 内安 - アゴ | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 詳細 | |
2014年10月04日 | 対 MuddyWaters(○5-4) | 二 | 4番打者 | - ア飛 - ア飛 - 三振 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2014年09月13日 | 対 MAPPA!(○7-8) | 右 | 4番打者 | - ア飛 - ア飛 - 四球 - 安打 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2014年09月06日 | 対 雑魚軍(△1-1) | 右 | 4番打者 | - 三振 - 四球 - 安打 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2014年06月21日 | 対 東京南海ホークス(●17-11) | 遊 | 2番打者 | - アゴ - 四球 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 詳細 | |
2014年05月31日 | 対 チェリーズ(○12-6) | 右 | 4番打者 | - アゴ - 死球 - ア飛 - 四球 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2014年05月17日 | 対 イレギュラーズ(○9-10) | 一 | 4番打者 | - 四球 - アゴ - 敵失 - アゴ | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 詳細 | |
2014年04月12日 | 対 チーム・バビグリン(●12-10) | 捕 | 4番打者 | - 本塁打 - 安打 - 安打 | 3 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2014年03月15日 | 対 東京南海Z団(●6-7) | 中 | 4番打者 | - 四球 - ア飛 - 安打 - 安3 | 1 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 詳細 | |
2014年03月08日 | 対 金太櫻ベースボールクラブ(●4-10) | 一 | 4番打者 | - 三振 - ア飛 - 安3 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 |
1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
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2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
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3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
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8位
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色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は投手三冠に輝き、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。すっかりクズ男キャラになってしまう。
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