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「注目されていないチームにスポットを当てた戦い！」
と銘打たれた2015、スカイツ・フューチャーカップ。
草野球ワールドシリーズ、スカイツ・リベンジカップ、スカイツ・チャレンジカップに出場できなかったチームに与えられたチャンスを活かし、見事初代チャンピオンになったのは松岡シーレックスだ！

真価を発揮した２０１５年シーズン

２０１４年シーズンからスカイツリーグに参加した松岡シーレックス。
苦しい初参戦となったが、その真価は２年目に表れた。その象徴が今回のスカイツ・フューチャーカップである。
初戦となったK.B.F.Cイーグルス戦に快勝すると、勢いに乗り、難敵を撃破して見事頂点にまで上り詰めた。
全ての試合で打線は６点以上の援護を擁し、投手陣も３失点以下という抜群の安定感を見せた。

長打が流れを一気に持ってきた

準決勝、東京JUNKS戦では先取点を奪われたものの、３回、寺沢 崇志(4)の本塁打で同点に追いつくと、相手四球を皮切りに逆転に成功。
１点差に迫られた６回も寺沢 崇志(4)の安打を皮切りの長短打８本を絡めて一気に４得点。
勝負を決定的にした。２０１５年に新加入したリードオフマン寺沢 崇志(4)の存在が大きく輝いた瞬間でもあった。

決勝戦、Cools戦でも長打が試合を持ってきた。初回相手失策と安打で繋いだチャンス。
ここで試合を有利に持っていくための一発を放ったのはこの試合４番に座る山中　威(12)。
値千金のスリーランで見事チームを優勝へと導いた。
繋がりだしたら止まらない打線は５回にも４連打で２点を獲り、一気に優勝を決めた。

スカイツ・フューチャーカップで伸びた池田　翔陽(22)

松岡シーレックスには二枚看板と言われる投手がいる。
武藤　真道(16)と池田　翔陽(22)である。
そして、スカイツ・フューチャーカップでは池田　翔陽(22)が全試合に登板して、結果を残した。
継投策を主にする松岡シーレックスだが、全試合に先発をして３イニング以上投げて自責点は多くても1。
特に準決勝では5イニングを投げて５奪三振自責点１という先発として十分な結果を出した。
二枚看板の名は伊達ではない。
スカイツ・フューチャーカップでは４勝と最多勝。本人にとっても自信になったことだろう。

進化した松岡シーレックスの真価を

２０１５年シーズンではリーグ戦でも８勝１敗という好成績を上げて、 IKI Aリーグ２位と大躍進を遂げた。
スカイツ・フューチャーカップをも制した松岡シーレックス。
他球団から、注目させる存在にへと一気に登りつめた。
となれば、真価が問われるのは２０１６年シーズンともいえる。

スカイツ・フューチャーカップ初代王者として、２０１６年シーズンに更なる真価を求めたいものである。