プレアデス・みか(77) | 2017年5月30日
3回、プレアデスの3番・なかむの犠飛で本塁へ突入する三走・いな(2016年 スカイツ・JAPAN日本代表)
草野球チャンピオンズシリーズ 早稲田レッズ 対 プレアデスの一戦は、互いに持ち味を出しあった好ゲームとなった。この試合に際し、カギとなったベンチの動きを中心に振り返る。
復帰登板のプレアデスけん。完全復調とは言わずも、強打のレッズに要所を締める流石のピッチング
両チームの先発投手は、早稲田レッズは好調のイナガキ、そしてプレアデスはケガのために久しぶりのマウンドとなったエースけん。
イナガキは万全と思われるも、けんは調整に多少不安がある中だが、両チームとしてはベストと思われるカードを切ってきたと言える。実際、試合を見ても両者の投球は要所を締める良いピッチングだった。
序盤、1回の表裏は立ち上がりをうまく捕まえて両チームがチャンスを作るも、プレアデスが1点を取って終わる。2回も同様だ。
それでも内容的にはほぼ五分と言ってよく、いつ状況がひっくり返るかわからない、そういった様相を見せていた。
そして、その時は思ったよりも早く訪れた。
勝負のマウンドを任され続けたイナガキ。絶対的信頼のエースも、プレアデス打線の連携に苦しいマウンドとなった。
3回表。
早稲田レッズは先頭のサンドクが四球を選び出塁。
その後二人が倒れるも、ウォンソク、ユウキの連続タイムリーと相手ミスによって3点を奪い、ゲームの流れをひっくり返す。
3回裏。プレアデスの攻撃。
早稲田レッズのムードで始まったが、先頭のしゅんがセンター前に運んで出塁。
トップにかえって、いなが四球で出塁し、その後犠牲フライと好走塁で1点を追加。
あっさりとゲームをひっくり返す。
ここで早稲田レッズベンチは、イナガキを下げる手もあったが続投を決定。
しかし、これが裏目となる。
3回、チャンスに滅法強いプレアデスのきょうすけ(7)が値千金のスリーランホームランを放ち、逆転に成功する
けん、もっちーと四死球で出塁させてしまい、バッターはきょうすけ。
今季は不振ながらも、勝負強さを誇る強打者を前に、ベンチはどう見ただろうか。
警戒か、それとも打ち取れると計算したか。
結果、その打棒から生まれた放物線は、まさかのランニング本塁打。
プレアデスの長打は、この日はこの一本だけ。
しかし、値千金の一発がゲームの流れを決定づけた。
その後はゲームが大きく動くことはなく、結果4-7でプレアデスの勝利。
早稲田レッズとしては、4回から登板したサンドクがしっかり抑えたことを考えると継投について悔やまれる試合内容となった。
チームの主砲かつ頭脳を一手に受け持つイルトン。頼れる背中に頼りすぎないチーム作りが課題か
試合に入る前から勝負は始まっている。
この試合で言えば、プレアデスが完全に作戦勝ちを収めたと言ってよい。
まず、打順の決定だ。
プレアデスはこの日、打てる選手がそろっていた。それゆえの全員打ちは、それだけ迫力ある打線を生んだと言っていい。ほぼ全員が得点に絡む活躍を見せたのがその証拠だ。
早稲田レッズとしては、10人が打席に立つ必要があっただろうか。勝負に徹するという点は、復帰登板のエースを叩くためにも、先頭に強打者を並べ、一回でも多く回す選択もあったと思う。下位打線が完全に機能しなかった点が悔やまれる。
また、試合中の継投も悔やまれるが、何より打線にアイデアが不足していた。
プレアデスはこの日、犠牲フライ3本で3点を挙げている。また、失策をうまくついての走塁で得点に繋げたりと、普段のプレアデスとは少々違う小技の光るゲームを見せた。
健闘をたたえ合った早稲田レッズ(写真:左)とプレアデス(写真:右)
対して早稲田レッズにはそうした策が見られず、結果、打線は線にならなかった。
線を作るための明確な共通認識、それを作るのがベンチワークなら、今回の敗戦の原因はチャンスでの一本の有無ではなく、ベンチのアイデアの有無である。
4番イルトンの一本は魅力的だが、それでも9人のうちの1人に過ぎない。
9人をフルに動かす戦術こそが、チームを次の舞台に押し上げるはずだ。
ライバルとの敗戦に学び、早稲田レッズにはもっと強くなってほしい。
イルトンの言の通り、まだまだこんなところにとどまっているチームではないと信じている。
「次に向かって頑張っていきます。今後とも各チームの皆様よろしくお願いいたします。」と語った早稲田レッズ・イルトン監督(写真:中央下)
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[CS 2017 二回戦]時は来た!ランキング下位の早稲田レッズがランキング上位プレアデスを「宇宙の塵」にしてしまう日 投稿:2017年4月26日 Total:1449 view
2017 草野球チャンピオンシリーズ戦 出場チーム分析 ワセダレッズ編
2017 草野球チャンピオンシリーズ戦 出場チーム分析 プレアデス編
所属:プレアデス / 投打:右投右打 / 役職: マネージャー 樋口美桂
とっても愛くるしいマネージャー。
スコアラーとしてもチームを支えるマスコット的存在
日 付 | 対 戦 | 守 備 | 打 順 | 打 撃 成 績 | 打 点 | 得 点 | 盗 塁 | 盗 失 | 失 策 | 美 技 | 詳 細 |
|
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2017年08月26日 | 対 ZERO ONE(○5-2) | 右 | 5番打者 | - 遊安 - 犠飛(1) - 四球 - 敵失 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 詳細 | |
2017年07月01日 | 対 LFD(●1-4) | 二 | 6番打者 | - 投ゴ - 三安 - 三振 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年06月24日 | 対 R'z(○2-6) | 三 | 6番打者 | - 遊ゴ - 遊ゴ - 一飛 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年06月03日 | 対 東京シーガルズ(○14-13) | 二 | 6番打者 | - 中2(2) - 四球 - 四球(1) - 中安(1) | 4 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 詳細 | |
2017年05月27日 | 対 東京JUNKS(○8-6) | 二 | 6番打者 | - 右安(2) - 中飛 - 三ゴ | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年05月20日 | 対 ZERO ONE(△5-5) | 三 | 6番打者 | - 四球 - 三振 - 遊ゴ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 詳細 | |
2017年04月29日 | 対 ワセダレッズ(○4-7) | 二 | 6番打者 | - 右飛 - 中走本 - 三振 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年04月22日 | 対 INCIDENTS(○14-1) | 三 | 6番打者 | - 四球 - 三ゴ - 中2 - 遊ゴ | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 詳細 | |
2017年04月15日 | 対 RIZIN(●10-11) | 三 | 6番打者 | - 敵失 - 三振 - 四球 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年04月08日 | 対 MuddyWaters(○7-1) | DH | 6番打者 | - 左安(1) - 遊ゴ - 敵失 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年03月25日 | 対 武蔵台ARROWS(●1-8) | 二 | 6番打者 | - ア飛 - アゴ - アゴ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年02月25日 | 対 ツインリバーズ(●1-4) | DH | 5番打者 | - 四球 - 四球 - ア飛 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年02月04日 | 対 千種倶楽部(○0-16) | 二 | 5番打者 | - 四球 - ア直 - ア飛 - アゴ | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 詳細 |
対戦形式 | 日付/球場 | 先攻 | スコア/ 開始時間 | 後攻 | 先攻 先発投手 | 責任投手 | 後攻 先発投手 | 詳細 |
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LG | 2019年03月30日 夢の島総合運動場(8面) | ワセダレッズ | 2 対 5 14:00~ | プレアデス | 退団選手 | 【勝】 けん(18) 331 view 【負】 退団選手 | けん(18) 331 view | 詳細 |
CS | 2017年04月29日 天王洲公園野球場A | ワセダレッズ | 4 対 7 17:00~ | プレアデス | イナガキ(8) 0 view | 【勝】 けん(18) 331 view 【負】 イナガキ(8) 0 view | けん(18) 331 view | 詳細 |
1位
プレアデス
11ひで
加藤秀一
2013年途中に獲得。守備は完璧もバッティングはツキが無いことが多い。でも、「やるときは」・・・「今でしょ」の精神でここぞというときに期待に応えるオールラウンドプレイヤー。投手
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1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
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2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
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3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
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8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は投手三冠に輝き、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。すっかりクズ男キャラになってしまう。
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