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限られたチャンスを確実にものにしたプレアデス

リーグ参加88チーム中2位の平均得点10という驚異的な数値を誇るプレアデスに対し、機動力と堅守が突出しているレイバンスの一戦は、シーソーゲームの末に4対5でプレアデスがサヨナラ勝利でレイバンスを破った。

試合は1回表、プレアデスの先発は今季リーグ戦7勝0敗と無傷のエースけん投手。しかし、この日はストレートが思うように走らず、先頭打者を四球であっさりと歩かせてしまう。これを見て捕手のノブ選手は変化球主体の投球に切り替え後続を三者連続三振に切って取る。ノブ選手の好リードが光る結果となった。

試合が動いたのはその裏のプレアデスの攻撃。OPS1.462という素晴らしい成績を残している先頭打者のいな選手がツーベースヒットと早速チャンスを作ると、3番のチャンスに強いあに選手が先制打を放ち、思い通りの形で先制点を得た。

中盤戦は両投手の好投が光り一進一退の攻防を見せる

続く2回の表、レイバンスはツーアウトから安打を重ねて同点に追いつくものの、その後はけん投手の前にチャンスを作ることができずに5回まで追加点を挙げることができなかった。

一方プレアデスはエースのけん投手が好投を続けているうちに援護点をなんとしても挙げたかったものの、レイバンスの好投手、佐藤一喜投手にクレバーなピッチングで三振の山を築かれてしまい、4回までを1点に封じ込められてしまう。

追い込まれた場面での集中力がが勝利を手繰り寄せた

その後1対1の同点で迎えた5回裏、プレアデスは走者を置いてまたも強打者いな選手に長打が生まれ、勝ち越しに成功する。その後は両軍1点づつを取り合い、プレアデスの1点リードで最終回を迎えた。

ここまで好投を続けていたけん投手が最終回のマウンドへ向かう。しかし、けん投手はワンアウトからヒットとフォアボールで同点のピンチを迎えると、2連続のフィルダースチョイスでまさかの2失点。勝利を目前にしながらもこの回逆転を許してしまった。

サヨナラ勝利を目指すプレアデスは7回裏、先頭の川上選手がツーベースで出塁すると、ヒットとフォアボールを絡めて同点に追いつくことに成功する。ワンアウトながらも満塁でサヨナラのチャンスを迎えると、打席に入るのは今日の試合ここまでノーヒットのもっちー選手。プレッシャーのかかる場面で見事ライト前に値千金のサヨナラタイムリーヒットを放ち、プレアデスがシーソーゲームを制した。

＜タイトル＞機動力では光ったものの、長打力に欠けたレイバンス
試合を振り返ってみると、前評判通りレイバンスはこの試合6盗塁と、機動力を遺憾なく発揮したものの、この試合で放った6安打が全て単打となってしまい、ここ一番で長打が生まれたプレアデスに対し、思うようにランナーを返すことができなかった。

レイバンスは当日主力メンバーを集めることが出来なかった事も一つの敗因と言えるかもしれない。しかしながら、このような事は草野球では日常茶飯事であり、サブメンバーの強化をすることができればチーム力の底上げに繋がる。今後のレイバンスの更なる成長を見守りたい。