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16-15の死闘を制し、勢いにのるマディーウォーターズ

いよいよ、2015年草野球チャンピオンシリーズも決勝戦。
MIYABIはボードベースボールクラブとマディーウォーターズという組み合わせに決まった。
最後の一戦の前に、まずは両チームのここまでの戦いぶりから振り返ってみよう。

まずはマディーウォーターズ。
初戦となった7月のベアーズ戦では、3回までに10得点を奪って一方的な展開に持ち込み、見事10対1で快勝。
チームの安打数は6安打とまずまずの結果ではあったが、四死球でためたランナーを確実に返し、効率よく得点をあげられたのが勝因だろう。
おかっちょ選手－くぼんぬ選手への継投もバッチリ決まった。

そして不戦勝を1試合挟み、11月にraVensと雨中での準決勝がおこなわれたが、こちらが東京スカイツ・リーグの歴史に間違いなく残る激戦となった。

初戦と同様に、序盤からマディーウォーターズ打線はチャンスを確実にモノにしていき、初回に3点、2回に6点、3回に5点と大量得点！
3回を終えて14対2と、一方的な展開になるのは間違いないと誰もが思っただろう。

ところが、対するraVensも意地を見せ、4回に5点、5回に1点、6回に再び5点をあげ、気がつけば6回裏の時点で16対13と3点差まで迫られていたのだ。
投手はがありー選手、たのっち選手、くぼんぬ選手とすでに継投をしていたこともあり、流れは完全にraVensに傾いていたのである。

そして最終回、ぬかるむマウンドの影響もあり、いきなり3連続四死球でピンチを招いてしまったのだが、ここからマディーウォーターズが意地を見せた。
1点差まで迫られるものの最後はなんとか逃げ切り、16対15という凄まじいスコアで決勝進出をきめたのである。
これはチームに勢いが出ないはずがない…！

対するボードベースボールクラブは抜群の安定感で迎え撃つ！

一方、ボードベースボールクラブはここまで安定した戦いぶりで決勝まで駒を進めてきた。

夏真っ盛りの8月におこなわれた初戦ではRedPlumsと対戦。
初回に4点、2回に2点をあげて一気にボードベースボールクラブのペースに持ち込んだ。
先発の竹尾選手は制球が不安定ながらも、野手陣が守備でも盛り立て、7対2で快勝を収めた。

そして1試合不戦勝を挟み、迎えた準決勝では強豪のZERO ONEを相手に見事な逆転勝利！
再三のピンチも竹尾選手が持ち味である粘りのピッチングで持ちこたえ、打っても3塁打2本と大活躍。
決勝を前に、竹尾選手が調子を上げているのはボードベースボールクラブにとって非常に大きいはずだ。

栄冠を手にするのはどちらか。決勝戦は12月19日プレイボール！

来たる12月19日。両チームは16時から豊島区総合体育場で相まみえる。
戦力的には両者ともに相手を圧倒するだけの差はなく、激戦になるのは間違いないだろう。

両チームのキーマンを上げるのであれば、マディーウォーターズは投打の軸であるくぼんぬ選手だ。
3イニングまでの投球制限があるため、くぼんぬ選手をどの場面で起用するかも大きなカギとなる。

対するボードベースボールクラブのキーマンは、ここまで粘りのピッチングを披露している竹尾選手、そしてCSでまだ出場機会に恵まれない絶対エースの池上選手だ。
池上選手が戦線に復帰し、マウンドに登るようなことがあれば、今までとはまた異なる戦いぶりが見られるだろう。

2015年東京スカイツ・リーグ MIYABIもいよいよ最終章。
栄冠を手にするのはいったいどちらか。注目である。