東京の初級限定の草野球リーグ・大会をお探しなら、東京スカイツリーグへ！

秀逸なコメントを連発するAbends・花岡監督(写真：左)とスレイヤーズ・松井GM(写真：右)

Abendsの花岡監督の試合後コメントを見たことがあるだろうか？試合後コメントに新しい風を吹き込んだ同氏の秀逸コメントを振り返りながら、このペースを続けてくれるよう、皆で包囲網を作っていきたい。

知る人ぞ知る「コメント職人」花岡

Abendsと対戦したチームは対戦後コメントを見て衝撃を受ける。

何故なら、敵軍のコメント量が圧倒的すぎて、自チームが霞んでしまうからだ。

その圧倒的なコメント量で、ある意味リーグを席巻したのがAbends監督・花岡である。

花岡のコメントは、試合前の時事ネタから始まり試合中のプレーはもちろん、試合後のグラウンドの外での味方イジリまで延々を広がりを見せる。決して暇では無いと思うのだが、惜しげ無く文字数を積み重ね、さらに毎回ネタを織り込むスタイルに隠れファンが急増している。

自虐ネタ、メンバーいじりと言った定番から、データ分析、世間を軽く風刺するスタイルまで、幅広い芸風で飽きさせない。まさにコメント職人だ。

･･･と、ここまで持ち上げておいて、来季に急にしぼまれると困る。

ぜひリーグ全体で包囲網を作ってしまおう。

落語のリズムで読んでほしい異色のコメント文

花岡の言葉は独特のリズムと表現に彩られている。

一塁後方に広がるテイクツーベースを警戒して送球が小さくなり、エラーが頻発してピンチが拡大した東京アクアホークス戦は、

鼻水を止めるために点鼻薬をさしたら、その刺激で余計鼻水が出るようになった…。
【草野球公式戦】2016年10月22日(月) 11： 00～ 夢の島総合運動場野球場　Abends　2 対 12　東京アクアホークス

というあるあるからゲームのポイントを振り返った。

また、渡辺WINS戦の振り返りでは、打線の調子について、

本日のMVPは新規加入したバット。本名をバーストインパクト、型式はBB4022。初めて有機物以外がMVPを受賞しました。
【草野球公式戦】2016年9月3日(月) 11： 00～ 天王洲公園Ｂ面野球場　渡辺WINS　0 対 17　Abends

とのこと。その後延々とコメントが続くが、その日に野球をしていた有機物の名前はどこにも見られなかった。がんばれ有機物。

個人的には花岡のコメントには落語のリズムを感じる。
ひとつひとつに細かい冗談が入っていて、一段一段オチがつく。
オジサン世代にちょっと温かい親しみやすいネタが多い。

読み方は自由だが、ぜひ落語のリズムを考えながら読んでほしい。

野球が好きな、とてもいいヤツなんです

花岡はコメントで遊んでいるだけではない。ちゃんと野球を分析している。そして、相手をリスペクトし、研究し、周囲のことまで良く見ている。

それはコメントを見てもらえれば伝わってくるはずだ。

東京リボーン戦のコメントは非常に心にくい。

早朝から雨に降られ開催が危ぶまれた本日でしたが、潮見野球場の管理事務所様によって砂を入れる等の必死のメンテナンスを行っていただき、何とか予定通り試合を行うことができました。管理事務所のオジサマ方は我々の試合を暫く眺めておられ、我々を見守るその誇らしげな表情はプロの意識を感じました。暫く後、メンテのために重機を運転されていた方が『じゃ、俺帰るわな』と事務所仲間におっしゃっていたので、お休みのところ早朝より呼び出されたものと想像します。また一つ、潮見野球場が好きになりました。
【草野球公式戦】2016年10月1日(月) 12： 00～ 潮見Ａ面野球場　Abends　7 対 5　東京リボーン

こんなこと言われたら、みんな潮見野球場が好きになってしまう。
もう、ステマでも何でもいいや。

また、一塁で交錯があった東京リボーン戦では、

お怪我をされた一塁手様には、心よりお見舞い申し上げます。試合後にチームでミーティングを行い、ルールに適合している云々の前に草野球なのだから、怪我をさせても、してもルール違反だということを確認しました。
【草野球公式戦】2016年10月1日(月) 12： 00～ 潮見Ａ面野球場　Abends　7 対 5　東京リボーン

と、真摯に草野球に取り組む姿も見せた。

その他にも味わい深いコメントも多く残しているので、続きはこちらで見て欲しい。

花岡にイジられたい、コメントされたい方は、是非花岡監督率いるAbendsと戦おう。

Abends・花岡監督の試合コメント一覧