[CC 2019 三回戦途中経過レビュー]接戦が多いチャレンジカップ三回戦！大量リードも気を緩めてはいけない！？｜ス・リーグ戦士たち

[CC 2019 三回戦途中経過レビュー]接戦が多いチャレンジカップ三回戦！大量リードも気を緩めてはいけない！？

｜ 2019年9月24日

2019年9月24日現在のトーナメント結果

今シーズンで5年目を迎えたチャレンジカップ。三回戦は接戦の試合が非常に多く、Cadenza と Tomorrow Never Knows は最終回までもつれる激戦を演じたが、最後に力尽き惜しくも敗戦してしまった。

では、そんな2019年度チャレンジカップ三回戦をレビューする。

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[三回戦草野球サークルヤンキース 1 対 5 パディーズ]草野球サークルヤンキース自慢の打撃陣が不発！！接戦に持ち込まれ三回戦で姿を消す！

日付/球場	先攻	スコア/ 開始時間	後攻	先攻先発投手	責任投手	後攻先発投手	詳細
2019年08月03日 (土) 豊島区立総合体育場A面	草野球サークルヤンキース	1　対　5 16：00～	パディーズ	内藤和史(63) 336 view	【勝】若林(34) 363 view 【負】菅田一樹(66) 610 view	若林(34) 363 view	詳細

昨シーズンから参加し初のカップ戦を迎える草野球サークルヤンキース。一回戦では2本の本塁打などで16点を奪うほどの攻撃型のチームだ。

対戦相手は今シーズン打撃好調のパディーズ。試合は、予想に反して接戦となった。二回表、先頭で出塁した田辺博之(2)を大事に繋ぎ、内野ゴロの間に先制に成功。しかし、その後は粘るものの打線が繋がらず流れは徐々にパディーズへ。三回裏に本塁打で同点にされると、四回裏は安打に四球が絡み一挙4失点で万事休す。自慢の打撃陣が抑えられ三回戦で姿を消すこととなった。

【参考URL】
自慢の打撃陣が抑えられ、接戦を落とし三回戦で姿を消した草野球サークルヤンキース(草野球サークルヤンキース 1 対 5 パディーズ)

パディーズは4番・若林(34)が試合を決めた。二回表に先制点を奪われ悪い流れだったが徐々に盛り返し、四回裏に満塁の場面で若林(34)に打順が回る。すると、集中力を発揮し走者一掃の3点適時二塁打を放ち勝負あり。好調の打線が最後に本領発揮しベスト4進出を決めた。

-- この試合では残念ながら自慢の打撃陣が不発でした。原因はどういったことが考えられますか？

草野球サークルヤンキース

大久保貴史(7)

相手好投手、若林投手を攻略できなかった。
伸びのあるストレートに加え、非常に制球が良く、簡単に打てるボールは少なかったように思う。

そのため勢いが出ず、走塁でも相手をかき回すことができなかった。

好投手を相手にした時こそ、バッティングをはじめ、より考える攻撃が必要だと痛感した。

[三回戦東京ビシソワーズ 0 対 6 東京パイレーツ]3年連続ベスト4進出ならず！打線に繋がりを欠き三回戦敗退の東京ビシソワーズ

日付/球場	先攻	スコア/ 開始時間	後攻	先攻先発投手	責任投手	後攻先発投手	詳細
2019年08月10日 (土) 上沼田東公園	東京ビシソワーズ	0　対　6 12：00～	東京パイレーツ	長並壱哉(24) 854 view	【勝】 KOMATSU(42) 140 view 【負】長並壱哉(24) 854 view 【Ｓ】 TSUKASA(15) 484 view	KOMATSU(42) 140 view	詳細

2016年から参加し2017年から2年連続で CC ベスト4に進出している強豪・東京ビシソワーズ。昨シーズン超えを目指しこの試合に臨む。

対戦相手は、今シーズン快進撃を続ける東京パイレーツ。試合は、打線に繋がりを欠き敗戦してしまった。初回表、安打と四球で満塁の好機を作るもあと一本が出ず0点止まり。するとその裏、相手の4番に2点本塁打を打たれ悪い流れに。その後は毎回のように走者を出すものの、打線に繋がりを欠き得点を奪えず。流れを一度も引き寄せられず、3年連続ベスト4進出とはならなかった。

【参考URL】
打線に繋がりを欠き流れを引き寄せられず三回戦敗戦となった東京ビシソワーズ(東京ビシソワーズ 0 対 6 東京パイレーツ)

東京パイレーツは今シーズン好調の勢いそのままにベスト4進出を決めた。初回表のピンチを切り抜けると、その裏に4番・ギョンヒョン(19)の2点本塁打で流れを引き寄せる。その後も危なげない試合運びで終始試合を優位に進めた。

-- 残念ながら3年連続ベスト4進出とはなりませんでした。昨シーズン以前と今シーズンでは何か違う所はありますか？

東京ビシソワーズ

鎌形裕太(15)

チャレンジカップでの敗退に関しては未だに落胆、責任を感じております。
チャレンジカップは最低でも優勝したいと思っていた今シーズンですがまさかの完封負けでした。
昨シーズンよりもチームの状態は良く、リーグ戦でもここまで一敗とチームとしての状態も良かっただけにショックは大きかったです。
東京パイレーツさんは投打ともにレベルが高く、試合は完敗でしたので、いつかまた対戦する事があればリベンジしたいと思っております。来年はどのトーナメントに出場するか現段階では分かりませんが、一発勝負の緊張感の中で試合が出来る事を今から楽しみにしております。

[三回戦東京ブルーフェザンツ 8 対 7 Cadenza]壮絶なルーズベルトゲーム！6点差を逆転するも最後に力尽きたCadenza

日付/球場	先攻	スコア/ 開始時間	後攻	先攻先発投手	責任投手	後攻先発投手	詳細
2019年08月18日 (日) 夢の島７面	東京ブルーフェザンツ	8　対　7 14：00～	Cadenza	CHIBA(8) 1341 view	【勝】 ISHII(3) 1636 view 【負】須藤（春）(18) 605 view	清水(51) 730 view	詳細

昨シーズンから参加している Cadenza。一回戦では7本の長打で13点を奪うなど打線爆発し、調子を上げて三回戦へ挑んできた。

対戦相手は昨シーズンの CC ベスト4の強豪・東京ブルーフェザンツ。試合は壮絶なルーズベルトゲームとなった。三回表までに6点ビハインドと厳しい流れとなったが、三回裏に須藤（春）(18)の満塁本塁打、4回裏にも須藤（春）(18)の適時三塁打などで逆転に成功。ところが、最終回表に四球と失策などで2点を失い逆転されると万事休す。再逆転する力は残っていなかった。

【参考URL】
6点ビハインドを逆転するものの最後に力尽きたCadenza(東京ブルーフェザンツ 8 対 7 Cadenza)

東京ブルーフェザンツはヒヤヒヤの勝利となった。三回表までに6点リードし楽勝ムードかと思えたが、その後 Cadenza 打線につかまり逆転を許す悪い流れ。しかし、最終回表に相手の隙に付け込みノーヒットで逆転に成功し何とか勝ちきった。

-- この試合は非常に惜しい敗戦となってしまいました。勝ちきるためには何が足りなかったのでしょうか？

Cadenza

清水(51)

この試合は下位打線でチャンスを作り、１番・須藤春がたまったランナーを還して得点を挙げましたが、クリーンアップの打棒が振るわなかったことや先発・清水が想定以上に早く降板してしまったことが敗因だと思います。

打線は泥臭くも繋ぐ意識があれば、多少は違った展開になったかもしれません。

しかし東京ブルーフェザンツさんの、最後まであきらめない姿勢や粘りが脅威で、それに屈してしまったと言えるでしょう。

[三回戦 Tomorrow Never Knows 2 対 3 ケンズ]息もつかせぬシーソーゲーム！あと一歩の所まで追い詰めるも勝ちきれなかったTomorrow Never Knows

日付/球場	先攻	スコア/ 開始時間	後攻	先攻先発投手	責任投手	後攻先発投手	詳細
2019年08月31日 (土) 都立東綾瀬公園	Tomorrow Never Knows	2　対　3 17：00～	ケンズ	MASASHAVE(26) 729 view	【勝】北角　亘(22) 1131 view 【負】 MASASHAVE(26) 729 view 【Ｓ】中村　太樹(15) 68 view	北角　亘(22) 1131 view	詳細

昨シーズンから参加している Tomorrow Never Knows。二回戦で強豪・ミッカボーズを降し勢いに乗っている。

対戦相手は昨シーズンのリーグ戦で優勝している強豪・ケンズ。試合は息もつかせぬシーソーゲームとなった。二回裏に先制を許すも、三回表にすぐさま同点に追いつく。しかし、その裏に1点、五回裏にも1点を失い、最終回の攻撃を残し2点ビハインド。ところが、四球などで1点差まで迫り押せ押せムードも、後続が倒れ万事休す。最終回までもつれたシーソーゲームをあと一歩のところで勝ちきれなかった。

【参考URL】
息もつかせぬシーソーゲームを演じたが強豪相手に惜しくも敗戦したTomorrow Never Knows(Tomorrow Never Knows 2 対 3 ケンズ)

ケンズはギリギリの勝利だった。盗塁数が多い事で有名なチームだが、この試合の盗塁数は7で相手より1つ少ない。お株を奪われた形となったが、それでも粘り強く戦い勝利した。この勝利はカップ・トーナメント戦ではチームの過去最高成績となり、今後の活躍が期待される。