東京の初級限定の草野球リーグ・大会をお探しなら、東京スカイツリーグへ！

文教スパッツの花塚(3)選手

まだ冬の寒さが厳しい2月、2022年の東京スカイツリーグが開幕した。MIYABI、IKIのD2クラスはおおむね半数弱が始動し、熱戦を繰り広げた。中でも Blue Radiants は野球未経験の下西 惣一郎(18)が開幕戦で先発し、味方の好プレーに助けられながらノーヒットノーランを達成。新規参加の ZOALDYECK は12番打者・吉田【よっしー】(66)の3点本塁打で勝利するなど、好ゲームが多かった。

では、そんなMIYABI、IKI D2クラスの2月を総括してみたい。

[MIYABI D2 C]Aspensは開幕戦勝利もあり首位！！ムサビ特選隊は打撃好調で21点を奪い大勝！！

ス・リーグに参加してから4年連続で10試合完走中の Aspens が1勝1敗、勝点10で首位に立った。
2月5日のス・リーグで最も早い時間帯に行われた開幕ゲームを Dokant（ドカント） と対戦。
初回裏に日野(16)の2点適時三塁打で先制するものの、三回表に先発・秋山(1)がつかまり3点を失い逆転を許す苦しい展開。
しかし四回裏、日野(16)の犠飛で追いつくと、新海(86)の適時三塁打、坂口(6)の2点適時打で再逆転し7-3で勝利。
Aspens としては参加初年度以来の開幕戦勝利となった。

ス・リーグ参加3年目となる ムサビ特選隊 は開幕戦を勝利し勝ち点6となり、得失点差で2位につけた。
2月26日の ドルフィンズ 戦は、二回裏に金(10)の適時打などで3点を先制すると、三回裏には笹野(22)の本塁打で3点追加。
すると四、五回裏には打者一巡の猛攻でそれぞれ7点、8点を奪い、この試合は計21得点。
投手陣は先発・大住(21)がアウトローを出し入れする投球術で5回4失点(自責点3)でまとめる。
打撃好調により21-7でチーム初の開幕戦を勝利し、今シーズンの飛躍へ向けて勢いがつく試合となった。

ポラリス学園 は開幕戦を11-4で勝利したが、得失点差で3位。
新宿REDEYE、パディーズ、練馬レッドサーティーンズ、ピュアスターズ、Dreams、元硬式 は2月は試合が無かった。

各チームの２月の試合経過を見る。

[IKI D2 A]文教スパッツはサヨナラ勝ちなど2連勝で首位！！Blue Radiantsは下西 惣一郎(18)がノーノー達成！！

ス・リーグ参加5年目となる 文教スパッツ は開幕2連勝で勝ち点12とし首位に立った。
2月5日の開幕ゲーム、同組の MONSTERS 戦は最終回の攻撃を残し4-5と1点ビハインドの苦しい展開。
しかし二死2,3塁から和田(53)の降り逃げで同点の追いつくと、満塁の好機で3番・花田(13)に打席が回る。
すると、バットを短く持ちコンパクトなスイングでセンターに適時打を放ち、6-5でサヨナラ勝ち。
劇的な勝利で2019年以来のリーグ優勝へ向けて好スタートを切った。

ス・リーグ参加7年目の古豪・Blue Radiants が開幕戦を勝利し、得失点差で3位につけた。
2月20日の チームフミハナ 戦では、野球未経験の下西 惣一郎(18)が開幕投手として登板。
すると初回から軽快な投球で六回まで無安打無失点の好投。
しかし七回裏、四球を2つ与え二死ながらピンチを迎えたが、サード・土井 亮太(23)が難しいゴロを体で止める好プレーでゲームセット。
ノーヒットノーランを達成し、今シーズンのゴールデン・アマチュア賞(投手部門)獲得へ名乗りを上げた。

よっちーず は投打に守備が盤石で開幕戦を勝利し、得失点差で2位。
新規参加の MONSTERS は同組の 文教スパッツ に敗れ得失点差で4位。
ケンボウズ は最大7点リードを守り切れず敗戦し得失点差で5位。
LINKERS、CHUTORO、スガクラブ、勝丼 は2月は試合が無かった。

各チームの２月の試合経過を見る。

[IKI D2 C]Heroesは同組対決を制し得失点差で首位！！ZOALDYECKは点差以上に強い内容の勝利でリーグの台風の目に！？

ス・リーグ参加5年目、3年連続Aクラスの Heroes は開幕戦で勝利し、得失点差で首位に立った。
2月27日の開幕戦は2年連続で同組の L.spirit と対戦。
打線は、序盤こそ相手好投手をなかなか打ち崩せなかったが、三、四回と1点ずつ奪う。
すると六回表、安打6本を重ねるなど打者一巡の猛攻で4点を追加、七回表にも3点を奪う。
投手陣はMASATAKA(0)、R.Nishikawa(7)、Y.Fujimori(5)の3投手の継投で1失点に抑え9-1で勝利。
2年連続で L.spirit を下し、4年連続Aクラス入りへ向けて上々のスタートとなった。

新規参加でチーム結成2年目の ZOALDYECK は開幕戦で勝利したが、得失点差で2位につけた。
2月26日の 千種倶楽部 戦はチームとして初の公式戦だったとのことだ。
試合序盤は両チーム無得点でゲームが進んだが、三回裏、12番打者・吉田【よっしー】(66)が3点本塁打を放ち先制。
すると投手陣は4人の継投で2点に抑え、3-2で初の公式戦を勝利した。
点差よりも強い内容での勝利であり、【IKI D2 C】の台風の目になりそうなチームである。

杉並DUCKS は5点差をひっくり返され敗戦し、得失点差で3位。
L.spirit は同組の Heroes に敗れ得失点差で4位。
ミッカボーズ、高円寺アッカ、ケンズ、EIKEN は2月は試合が無かった。

各チームの２月の試合経過を見る。

記事：北野 栗毛（@kitanokurige）
撮影：高橋伸和（メディアクルー）