[2016年度部門別最優秀チーム]不動前ECE が最優秀チーム長打率部門を受賞！｜ス・リーグ戦士たち

[2016年度部門別最優秀チーム]不動前ECE が最優秀チーム長打率部門を受賞！

不動前ECE・上田(20) ｜ 2017年2月8日

長打率.566。数字が示す試合内容とは

今年の最優秀長打率チームは不動前ECE。
その数字はなんと.566である。

この長打率という数字はどういう数字なのか、まずおさらいしてみよう。

長打率は、取得塁数を、打席数で割ったものを言う。
取得塁数は、単打なら1、2塁打なら2、本塁打は4という具合だ。

▼成績別チームランキング - チーム長打率(1試合平均)
http://ts-league.com/game/teamrank.php?category=4&year=2016

これはつまり、打撃の効率・効果率を表す数値である。
長打率1.000は、単打なら全打席でヒットを打って初めて得られる数字だ。
長打率.500なら、単打で考えると2打席に1打席はヒットである。

不動前ECEの.566という数字は「アウトをひとつ取られる間に、1～2つ進塁している」ということを意味し、「3アウトまでには1点入る」ということを意味している。

これは盗塁や相手の失策を加味しない、純粋な打撃の効率、効果率であり、チーム全体での数字としては脅威そのものなのである。

勢いづいた長距離砲たち

そんな不動前ECEには、長距離砲が多いのだが、特に光ったのが、長打率1.105を叩き出した昨季加入のれいじ、そして.964の古参メンバー、ねぎだ。
今季は二人で７ホーマーと、とにかくかっ飛ばした。
昨季はチームで7本だった本塁打を2人で叩き出している。

れいじ(5)　打率：.316 長打率：1.105 出塁率：.581　本塁打：4本
ねぎ(4)　打率：.464 長打率：.964 出塁率：.531　本塁打：3本

今年は今までチームを引っ張ってきたゆーさくが試合に出れない状況が続き、また打撃不振のシーズンとなった。その中で2人が上位打線で気を吐いてチームを勢いづけた。

そこにカン、りゅうじ、せいや、肩を痛めているピッチャーひろきまで「オレも！オレも！」と加わって、ダチョウ倶楽部のノリで、派手な花火大会が連日開催されるようになったのである。

「打つだけ」でなく「走るから」長打になる

スカイツ・JAPANにも選出された不動前ECE・れいじ(写真：中)

不動前ECEの打線は決してスラッガー体型の大男ばかりではない。
むしろシュッとした体型の選手が多い。

そのためか、比較的走力も高い。
ただ打って飛ばすだけでなく、しっかり走ることで、一つでも多くの塁を陥落させているのだ。長打力のあるメンバーは、出塁すると盗塁も仕掛けることも多い。

走るから長打になるし、一つでも先の塁に進もうとするから長打率も上がる。
当然の話だが、それをシーズン通してするのは簡単ではない。

大量得点時など、手心を加えたくなるが、そんな野暮をせずに次の塁に進撃する、そういったハングリー精神が不動前ECEには感じられる。

だからこそ、不動前ECEはトップチームたちからも手ごわい相手と評される。
次シーズンは、「手ごわい」の先へかっ飛ばし、走り抜けることを期待したい。

［チームインタビュー］不動前ECE 上田（システム担当）

長打率No.1ですか（苦笑）

2016シーズンはノーヒット・ノーランをくらったように
とにかく“打てなかった”印象しかないので、意外というか、何というか…
総ヒット数がただ少なかっただけかと思いますがｗ

とはいえ、昨シーズン唯一無二の「賞」なので、
素直に、そしてポジティブに捉えて、2017年もガンガン大きいのを狙っていきます！

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