スカイツカントクJAPAN・シェイカーズ加藤(14) | 2019年2月7日
ホームに突入するスカイツカントクJAPANの4番・田丸(2)
異色チームスカイツカントクJAPANが昨シーズンのリーグ戦10戦無敗のZ’sを1点差で下してサテライトカップ王者に輝いた。スカイツカントクJAPANはリーグ戦は2勝8敗と芳しくない成績だったものの、勝ち抜きトーナメントのこのサテライトカップで1点差勝利3試合と短期決戦で無類の強さを発揮し、見事に栄冠を勝ち取った。
見事なエンドランを決めたスカイツカントクJAPANの1番・川原(19)
昨シーズンのリーグ戦でZ’sは10戦全勝で戦い抜いたチームだ。そんな相手を前に戦うスカイツカントクJAPANのゲーム前の心境はどうか?と少し心配されたが、試合が始まってすぐにその心配が杞憂であったことが分かった。
試合開始からSEAREX川原(19)、ダイマース増田(10)などがお祭りのごとく大きな声を出し、リーグ戦全勝のチームを前にして萎縮していない雰囲気を作ってチームメイトを鼓舞した。
ゲームはZ’s山本剛(55)から得点出来ないまま3回終了まで0-0と白熱の展開だったが、4回にヒットエンドランを仕掛けたスカイツの作戦が見事に功を奏し、2点を先行した。
▼スカイツカントクJAPAN 渡辺選手へのインタビュー
-- 4回表のノーアウト一塁でエンドランを選んだ理由は?
3回までは投手戦で試合が完全に膠着状態になっておりました。
そんなさなか、12番打者の私が死球でノーアウトで出塁しました。
自分が打者・走者の時のサインは試合中も度々投手の替え時等を相談していた捕手タマローに任せておりました。
その3球目に出たサインがエンドランでした。
【このサインがこの勝負の分かれ目だったと確信してます。】
打者川原の強引にシバキ流した打球はセカンドベースに引き寄せられた二塁手の右を軽快に抜けていき思惑通りの1,3塁になりました。
Z’sの不動の4番・筒井裕平(3)
スカイツは5回にも1点を追加し、3-0とリードを広げてゲームは終盤へ。しかしリーグ戦全勝のZ’sも意地をみせ、6回に2点を返して3-2と1点差に迫ってさらに2死満塁と一打逆転のチャンス。
しかしこの場面で今シーズンリーグ最多安打に輝いた筒井祐平(3)が期待に応えられずライトフライに倒れ、惜しくも同点とはならなかった。最終回は2番手FUMIHANA池貝(18)に抑えられ、残念ながら1点差での惜敗で優勝を逃した。
ちなみにリーグ戦10試合をすべて完投と1人で投げ抜いた山本剛(55)は、この試合も3失点で完投。敗れはしたが、この山本剛(55)の奮闘には心から拍手を送りたい。
▼スカイツカントクJAPAN 渡辺選手へのインタビュー
-- 6回裏2死満塁で4番・筒井選手に打席に立ってしまった時の心境は?
3-0からの押し出し2連発で3-2からの主砲四番筒井選手!
『筒香+松井÷2=筒井』という最悪の計算式が、全員の脳裏をかすめたのは言うまでもございません。
守備陣全員が「飛んでくるな」とビビッていたところへライトへの大飛球!
そこにはチーム守護神山内!
普段は抑えの投手です。要は“岩瀬”が右翼にいるわけです。
正直誰もが「いってもうたぁ~」と眼を瞑った瞬間!
その“岩瀬”の伸ばしきった右腕の先のグラブに“バシッ”とM号球が吸い込まれました。
全員に出迎えられた“岩瀬”の、今までに見たことの無いぐらい紅潮した笑顔を見た時に私は勝利を確認させて頂きました。
喜びを爆発させるスカイツカントクJAPANの3番・小林(42)
各チームから監督が集まってチームが作られているスカイツカントクJAPAN。それぞれのチームで監督をしているメンバーだからこそ、強いチームと戦う際のチームの結束のさせ方も個々が十分に理解しているということもこの試合を見ていて感じさせられた。
率先して声出しをしていたダイマース 増田(10)、SEAREX 川原(19、戦況を見て戦略を立てていたBOAD.BC 渡辺(7)、率先してコーチャーについていた WINS 山内(11)など、個々がチームの勝利に向かって自分の役割をしっかりと実践した結果が今回の優勝につながったと言っても過言ではない。
Z’sの鉄腕山本剛(55)はかなりの強敵だったが、チームの結束が山本から3点を奪うに至ったのである。優勝おめでとう!
▼スカイツカントクJAPAN 渡辺選手へのインタビュー
-- 今回は特にチームの結束が強いように見えたが?
我々監督ジャパンの最大の使命はリーグを盛り上げることにあります。
ですのでリーグ10戦は相手チーム様に敬意を表すと同時に我々も存分に野球を楽しむことに専念させて頂いております。
ただカップ戦においては、勝利を第一目標に最善の戦いをすることで意思統一をさせて頂いております。
また当日メンバーは、CSを中心としたカップ戦等の頂点を経験した選手が殆どいないこのファイナル。
その頂点を見る千載一遇のチャンスが来たわけですから、当日の結束力は恐ろしいぐらい半端ないものでした。
-- 優勝後の打ち上げの様子はどうでした?
篠崎の居酒屋で『全員ヒーロー説』を何度も何度も語り合いました。
試合に来れないメンバーもそこで合流したりと大盛り上がりでした。
※店内放映されていた大阪なおみのファイナル戦を観戦しつつ…
二次会の宴ではクイーンのチャンピオンを全員で熱唱した光景は今もまだこの目に焼き付いております。
2019も自チーム第一、カンジャパ第二でスカイツを楽しんでいこうと一本締めで解散しました。
カンジャパメンバー、1年間ありがとう!
サテライトカップ初代王者に輝いたスカイツカントクJAPAN
敗れはしたもののカンジャパを最後まで苦しめたZ’s
胴上げされるスカイツカントクJAPANの渡辺(7)
左からスカイツカントクJAPANの増田(10)、竹村(1)、渡辺(7)、加藤(14)
記事:koyabu33(Koya)
撮影:東京スカイツリーグ
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日付 | 対 戦 | 勝 敗 | 登 板 | イ ニ ン グ | 自 責 点 | 失 点 | 奪 三 振 | 与 四 球 | 与 死 球 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 暴 投 | ボ | ク | 詳細 | |
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2019年08月10日 | 対 チームポアンカレ(●7-5) | - | 1番手 | 3回(0/3) | 3 | 3 | 3 | 3 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 詳細 | |
2019年04月28日 | 対 埼京シティーボーイズ(○2-5) | 勝 | 1番手 | 4回(0/3) | 2 | 2 | 5 | 2 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2019年04月13日 | 対 ホイチョイ(●3-7) | 負 | 2番手 | 3回(2/3) | 3 | 6 | 3 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2019年03月10日 | 対 チーム・バビグリン(●1-5) | 負 | 1番手 | 3回(0/3) | 5 | 5 | 3 | 6 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 詳細 | |
2019年02月24日 | 対 けちゃっぷ(○8-1) | 勝 | 1番手 | 3回(0/3) | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2019年01月26日 | 対 Z’s(○3-2) | 勝 | 1番手 | 4回(0/3) | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 詳細 |
日 付 | 対 戦 | 守 備 | 打 順 | 打 撃 成 績 | 打 点 | 得 点 | 盗 塁 | 盗 失 | 失 策 | 美 技 | 詳 細 |
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2019年08月10日 | 対 チームポアンカレ(●7-5) | 投 | 5番打者 | - 中走本(2) - 四球 - 三飛 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2019年04月28日 | 対 埼京シティーボーイズ(○2-5) | 投 | 5番打者 | - アゴ - 四球(1) - 三振 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2019年04月13日 | 対 ホイチョイ(●3-7) | 右 | 1番打者 | - 三ゴ - 遊ゴ - 遊安 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2019年03月10日 | 対 チーム・バビグリン(●1-5) | 投 | 4番打者 | - 死球 - 捕邪飛 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2019年02月24日 | 対 けちゃっぷ(○8-1) | 投 | 2番打者 | - ニゴ - 死球 - 遊飛 - 四球 - 三振 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2019年01月26日 | 対 Z’s(○3-2) | 投 | 5番打者 | - 左飛 - 中安(2) - 三ゴ | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 |
対戦形式 | 日付/球場 | 先攻 | スコア/ 開始時間 | 後攻 | 先攻 先発投手 | 責任投手 | 後攻 先発投手 | 詳細 |
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1位
スカイツカントクJAPAN
0Brains 大沼
所属:Brains
経歴:青山学院幼稚園~青山学院初等部ラグビー部コアラーズ~青山学院中等部・高等部ゴルフ部~文化学院~ミラクルズ(1996・ドラフト外)~ブレインズ(2009)~スカイ
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2位
Z’s
23肥後 良治
涼しげなスマイルとは裏腹に兄貴肌の怖い男でもあるZ'sの年齢詐称?右腕エース!
抜群のコントロールとスタミナでチームを牽引!
2023年チームヘッド補佐として投手陣のまとめ
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7位
Z’s
44田中 貴治
2024年シーズンから監督としてチーム運営を引き継ぎました!
Z'sのために指揮は振らずにヘッドに任せてバットを振ります!
常笑野球でもう一度プロスタへ現メンバーで挑みます
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1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
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2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
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3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
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8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は投手三冠に輝き、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。すっかりクズ男キャラになってしまう。
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受賞選手
フューチャーカップ
チャレンジカップ
リベンジカップ
チャンピオンシリーズ
ワールドシリーズ