METI野球部・水越(6) | 2018年12月25日
四代目フューチャーカップ王者に輝いたMETI野球部
最高気温9.5度の厳しい寒さの中で行われたフューチャーカップ決勝戦、METI野球部 対 ミッカボーズは、逆転に次ぐ逆転と非常に熱い試合になった。
大方の予想に反して主導権を握ったミッカボーズ。
しかし、METI野球部は耐えに耐え逆転に成功。
7-5でMETI野球部が四代目フューチャーカップ王者に輝いた。
METI野球部 山下(10) 「カップ戦優勝!リーグも優勝!ダブル優勝を目指していたので実現できてよかったです。」
<METI野球部のトーナメント(FC)成績>
一回戦 ○不戦勝 ブレイバース
二回戦 ○16-4 Tokyo Good Fielders
三回戦 ○20-9 王子Blitz
準決勝 ○12-0 練馬レッドサーティーンズ
決 勝 ○ 7-5 ミッカボーズ
<ミッカボーズのトーナメント(FC)成績>
一回戦 ○ 8-7 東京アザーズ
二回戦 ○10-2 Abends
三回戦 ○ 9-7 Madrush
準決勝 ○ 8-4 PATRIOTS
決 勝 ● 5-7 METI野球部
【参考URL】
2018年 スカイツ・フューチャーカップのトーナメント表はこちら
先制点を奪い主導権を握り、相手が隙を見せると一気に大量得点で突き放す必勝法を持つMETI野球部。
FC1回戦は16得点、2回戦は20得点、準決勝は12得点と打撃好調のままに決勝戦に挑んできた。
しかし、この日は違った。
最高気温9.5度。
寒さのせいなのか、それとも決勝戦の独特な雰囲気のせいなのか、いつものようにはいかなかった。
戦況を見つめるMETI野球部の木村(5)選手
初回表、四球を2つ選びながらも無得点。
いつもなら隙を突ける打撃陣にエンジンがかからない。
その裏、3本柱の一角、技巧派・東(12)の指先の感覚が寒さで狂う。
得意な変化球でストライクが入らず、四球を連発しイヤな形で先制点を献上。
攻守が噛み合わず、流れを掴み損ねてしまった。
2回表、2死四球などノーヒットで逆転し流れを引き寄せたと思われた。
しかしその裏、3本柱のもう一角、左雨(9)にスイッチするも調子が上がらず3点を奪われ再逆転を許す。
なかなか主導権を握れず悪夢のスタートとなった。
一方ミッカボーズは、連勝の勢いそのままに主導権を奪った。
METI野球部投手陣の制球が不安定な隙を突いて、2回までに4点を奪いMETI野球部を苦しめる。
主導権を奪い、想定していたもっとも良い形で接戦に持ち込んだ。
しかし3回表、恐れていた事態が起こる。
1点を返され打席は4番水越(17)、ここでやってはいけない痛恨のエラーが出てしまう。
これで一気に流れが変わった。
自身の悪送球でまさかの逆転を許してしまったミッカボーズの光信(5)投手
続く5番木村(5)は意地の適時打で同点、試合は振り出しに戻る。
その後、2死までこぎつけるも2.3塁のピンチ。
ここで抑えれば何とか得意の後半勝負に持ち込める。
だが一度傾いた流れは戻ってこなかった。
8番岸(3)の打ち取ったピッチャー前の当たりを先発・光信(5)が一塁にまさかの悪送球。
ボールが転々としている間にランナー2人が生還し逆転されてしまう。
二番手で登板したMETI野球部のエース・左雨(9)
こうなると試合はMETI野球部のもの。
4回表には2番佐藤(義)(20)の犠飛でさらに突き放す。
その裏、ランナーを出すもゲッツーを取り3人で切ったことで大勢が決した。
スカイツリーグ参加2年目にして四代目フューチャーカップ王者に輝いた。
METI野球部は同じ職場の仲間で構成されたチームだ。
相手が隙を見せると一気に大量得点で突き放す必勝法は、同じ職場ならではのチームワークがなせる業だ。
仕事で築き上げた信頼感は、たとえビハインドの場面でも誰一人諦めず自分の役割を全うする。
その結果がこの試合、そしてフューチャーカップ王者に繋がった。
最後の打者の一塁ゴロを冷静に処理してゲームセット。写真は一塁・水越(17)選手
その中心にいるのが水越(17)だ。
今シーズンから4番・ファーストで起用されると、チームが勢いに乗った。
長打力、勝負強さ、安定した守備力などいくつも長所はあるが、一番は「つなぐ気持ち」だ。
先頭で打席が回ってきた時はもちろん、チャンスでも四球を選ぶことで後続につなぎ大量得点となる。
水越(17)がチームMVPに選ばれることに何の疑問もない。
スカイツリーグには年々参加チームが増え、この決勝戦のように厳しい試合が多くなるだろう。
しかし、METI野球部ならこのチームワークがあれば黄金時代を築けるはずだ。
優勝候補・METI野球部を追い詰めながらも、勝利を手にすることができなかったミッカボーズ
我慢の展開からじわじわと流れを引き寄せて初タイトルを獲得したMETI野球部
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日 付 | 対 戦 | 守 備 | 打 順 | 打 撃 成 績 | 打 点 | 得 点 | 盗 塁 | 盗 失 | 失 策 | 美 技 | 詳 細 |
|
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2018年12月15日 | 対 ミッカボーズ(○7-5) | 一 | 4番打者 | - 四球 - 敵失 - アゴ | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年11月24日 | 対 練馬レッドサーティーンズ(○12-0) | 一 | 3番打者 | - アゴ - 四球 - 安2 - 安2(2) - 内安(1) | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年11月10日 | 対 ジェロニモ(○16-6) | 一 | 4番打者 | - 安3(2) - 安3 - ア飛 - 安打 - 安2 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年10月13日 | 対 ZaK Japan(○10-1) | 一 | 1番打者 | - 四球 - ア飛 - 内安 - ア飛 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年09月08日 | 対 王子Blitz(○9-20) | 一 | 4番打者 | - 内安 - 安打(1) - 安打 - ア飛 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年08月25日 | 対 TOKYO SKYHAWKS(○4-8) | 一 | 4番打者 | - ア飛 - ア飛 - 四球 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年08月04日 | 対 Aspens(△8-8) | 一 | 4番打者 | - 四球 - 安2 - アゴ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年07月07日 | 対 パディーズ(○3-4) | 1番打者 | - アゴ - 本塁打(2) - 安打 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | ||
2018年06月30日 | 対 BGジャパン(○9-2) | DH | 1番打者 | - 死球 - 四球 - 安打 | 0 | 3 | 4 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年06月23日 | 対 Tokyo Good Fielders(○16-4) | 一 | 4番打者 | - 四球 - アウト(1) - アウト(1) - 四球 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年05月19日 | 対 StingRays(○3-5) | 遊 | 4番打者 | - 四球 - 四球 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年04月21日 | 対 東京アクアホークス(●3-8) | 遊 | 4番打者 | - 遊安 - 三振 - 一ゴ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年03月10日 | 対 K.B.F.Cイーグルス(○9-2) | 一 | 4番打者 | - 四球 - 安打 - 安3(2) | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 |
1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
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2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
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3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
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8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は投手三冠に輝き、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。すっかりクズ男キャラになってしまう。
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