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3年連続でフューチャーカップに参戦してきたミッカボーズが勝利して初の決勝進出。
昨年フューチャーカップでベスト８入りしたＰＡＴＲＩＯＴＳは今シーズンは惜しくもベスト４で姿を消す結果となった。
ただし、この準決勝の1戦も途中まで３－３のタイで進行していたということで、勝ったミッカボーズと負けたＰＡＴＲＩＯＴＳの力差はほとんどなかったという見解が妥当なところだ。

３年連続フューチャーカップ参戦で初の決勝進出へ

この試合はミッカボーズが初回に３点を先行。一時ＰＡＴＲＩＯＴＳに同点に追いつかれたものの、すぐに突き放してそのまま勝利した。

今シーズン、ミッカボーズはリーグ戦では８試合消化時点で２勝６敗と４つ負けが先行して苦しい戦いが続いているが、この日は相手のＰＡＴＲＩＯＴＳも同じく今シーズンのリーグ戦２勝６敗のチームということもあって上手い試合運びが出来、勝利につながった。

PATRIOTS・緑川 隆治(7)

この勝利でミッカボーズは３年連続で出場したフューチャーカップで初の決勝進出となり、初優勝に大手をかけた。

フューチャーカップはスカイツリーグのトーナメント戦で最も下位にランクされる戦いではあるものの、短期決戦を連戦連勝してきたここまでのミッカボーズの戦いは見事であると評価したい。この勢いで優勝し、来シーズン以降さらにチーム力をアップさせたいものだ。

今シーズンのミッカボーズのフューチャーカップ快進撃はサヨナラ勝ちから始まった！

この日の勝利でミッカボーズは決勝進出を決めたわけだが、この快進撃の始まりは５月１２日のフューチャーカップ初戦の東京アザーズ戦のサヨナラ勝ちからであった。

この試合は７－５と２点リードで迎えた最終回に同点に追いつかれながら、最後は奥富（９１）の２塁打でサヨナラ勝ち。途中一時２－５と３点ビハインドの場面もあったこの試合を粘り強く勝利したことで弾みがつき、その後の勢いにつながったと言っても過言ではない。

ホームに滑り込むPATRIOTS

８月５日のＭａｄｒｕｓｈ戦でも２点先行された直後の２回に一挙６点を奪う猛攻を見せ、９－７でＭａｄｒｕｓｈを振り切って勝利した。

リーグ戦２勝６敗のチームがフューチャーカップでは別のチームのような快進撃を続けているのが興味深いところで、一発勝負のトーナメント戦の面白さをミッカボーズは存分に見せつけてくれる結果になっている。

昨年フューチャーカップベスト８敗退のＰＡＴＲＩＯＴＳは準決勝で惜しくも姿を消す

一方、この日の敗戦でＰＡＴＲＩＯＴＳは惜しくも準決勝で姿を消すこととなった。

ＰＡＴＲＩＯＴＳは昨シーズンのフューチャーカップではベスト８で敗退しており、今シーズンは昨シーズンを上回ってベスト４に進出してきたが、惜しくも決勝を目前に涙をのむ結果となった。

FC決勝進出を決めたミッカボーズ

ただし、この日のミッカボーズとの試合でも初回に３点を先行された後、一時は３－３とタイに戻したのだから、勝敗は紙一重だったという見方も出来る。

つまり、この日敗れたミッカボーズとそれほど力差があったというわけではないということだ。３回に緑川隆治（７）投手が３失点してここで力尽きた感はあるものの、来シーズンは今シーズンのこの経験を糧にさらに上を目指して欲しいところだ。

敗れはしたが随所に光るプレーを魅せたPATRIOTSメンバー