【2016年 CS出場チーム分析】ワセダレッズ

MIYABI Cグループ

1 位

総合点
32 / 50
打率
1試合平均/2015年
得点
1試合平均/2015年
長打率
1試合平均/2015年
盗塁
1試合平均/2015年
失点
1試合平均/2015年
防御率
1試合平均/2015年
ランキングは4試合以上行ったチームのみ表示されます。
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ワセダレッズの戦力分析

スカイツリーグに参戦した2013年以来、CSには連続して進出している早稲田レッズ。今年が3度目となる。ただ過去2回の出場のときと明らかに違うところ、それは「チーム力」であろう。昨年はリーグ4位も他チームの辞退による「棚ボタ出場」だったが、今年はグループ1位を引っさげての堂々の出場だ。

特に昨年は打率こそ.251も、得点が1試合平均7.37点(73チーム中14位)、長打率が.447(73チーム中11位)と、長打で相手を打ち負かし得点するケースが目立った。中でもプレイングマネージャーのイルトンが打率.563、長打率.844、出塁率.696とチームをけん引、その他イナガキ、スンヨン、ヨンウンなどのチームの得点源としての活躍が目立つ。やはり監督兼任でもあるイルトンのプレーヤーとしての負担を軽減するためにも、このあたりの面々が攻撃でチームを引っ張りたいところだ。

また投手は一昨年活躍したスンジェが退団したため、昨年はジョンイルが主戦で奮投したが、今年も彼が軸となるだろう。しかし全般的に手薄感は否めない。昨年は他イナガキ、ヨンウンに登板経験はあるが、ほとんどジョンイルがフル回転で投げてきている。それだけに彼に次ぐ軸になる投手が欲しいところだ。早稲田レッズが上位進出を果たすためのポイントとなるのは、やはり守備陣も含めた投手の出来如何と踏ん張りだろう。そしていかにムダな失点を与えずに、自分たちの攻撃に移れるかだ。チーム浮沈のカギは、得意の攻撃力を生かせる状況を作れるかどうかにかかっていると思われる。 
試合数 勝数 負数 引分 総得点 総失点 総得失差 平均得点 平均失点 勝率
2015107307448267.404.8070.0%

CS優勝への投手のキーマン

【投手のキーマン】 ジョンイル

昨年11戦中7勝をあげたジョンイルがやはり投手のキーマンであろう。本来内野登録の選手だが、チーム事情からするとやはり今年も彼が投の中心になると予想される。昨年は11試合58イニングスで四死球25個と1試合あたり2~3個と比較的安定した投球だった。守りは11試合でエラー4個と堅守だっただけに、今年もジョンイルをバックが盛り立てて、彼本来の打たせてとる投球を生かすようにしたいところだ。

試合投球回完投勝利無四球完投完全試合勝利敗北セ-ブ被安打被本塁打奪三振与四球与死球暴投ボ-ク失点自責点防御率
20151168(0)110730422192320050313.19

CS優勝への野手のキーマン

【打者のキーマン】 ヨンウン

何といってもキーマンはチームのクリーンアップを打つヨンウンだ。一昨年と比べると昨年は、彼本来の力からすれば数字的には物足りないものだった(打率.310、長打率.379、打点14)。もっと打ってよい打者であるし、打てる打者だ。前を打つイナガキ、イルトンなど出塁率の高い選手たちが確実に塁に出て足でかき回す。そしてヨンウンのバットで返す理想の形が作れれば、得点力も上がり勝機も増えてくるであろう。やはりヨンウンが打たないとチームは盛り上がらないし、勢いがつかない。上位進出は彼のバットにかかっているといっても過言ではない。

年度試合打席数打数得点安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗失犠打犠飛四球死球三振併殺打打率長打率出塁率失策美技
2015113929592001450037020.3100.379 0.41000

CSへの出場権を獲得するまでの道のり

昨年のグループリーグ戦。初戦ユーコーファイターズ、2戦目ボードベースボールクラブ、ともに先制点をあげるも投手陣が踏ん張れず逆転負けを喫した早稲田レッズ。暗雲立ち込めるスタートとなったが、3戦目のCherry Monkeys戦ではジョンイルが4失点も見事完投。打線もイルトンの本塁打などで11点をあげての今季初勝利だった。

この勝利を機に、勢いがついたレッズ。ジョンイルの奮投とそれに攻撃陣も応える形で、以降7戦して6勝をあげる。特に全ての試合で先制点をあげ、自分たちのペースに持ち込む試合展開ができたのが大きかったろうと思われる。最終戦は相手チームの人数不足での不戦勝も、リーグ戦終わってみれば7勝3敗。チーム過去最高の勝率で堂々の3度目のCS出場を決めた。

CS初出場の2014年は見事3位に輝き、そして2度目の昨年は初戦敗退を喫した早稲田レッズ。だが年々実力をつけてきて、今年は彼らにとってはこれまで以上のチーム力と自信をもって臨むCSだろう。狙うは過去最高の成績!決してそれも夢ではないところまできている。彼らのここ一番のコリアンパワーに期待したい。      

ワセダレッズの試合結果(2015年)
第1試合
(4月29日)

ユーコーファイターズ戦
4-9
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第2試合
(5月6日)

ボードベースボールクラブ戦
6-9
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第3試合
(5月9日)

Cherry Monkeys戦
11-4
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第4試合
(5月16日)

DLNプロパティーズ戦
8-2
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第5試合
(5月23日)

NSユナイテッド海運 戦
8-4
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第6試合
(5月30日)

ツインリバーズ戦
9-2
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第7試合
(6月13日)

チームKei戦
8-0
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第8試合
(6月20日)

ZaK Japan戦
7-5
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第9試合
(7月11日)

ピペッツ戦
6-15
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第10試合
(8月8日)

武蔵台ARROWS戦
0-5
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合計試合数:10 成績: 7 3 0

監督が語るCSへの展望

早稲田レッズ監督の趙です。
昨年はCS一回戦でBBさんと対戦してコテンパンに完敗しました。
今季の目標は一段一段目標を設定していきたいですね。まずは1勝!!
個人的には3回ほど勝ったら大大大収穫だと勝手に考えてます。
今季出だしはまずまずの出だしで今一度チームをしめてより一層レベルアップに努めます。
当方、昨年から大きくメンバーは変わっていませんが、守備位置等内部的に変化があり
その変化がどのように融合させて勝っていくかかなり期待しています。
キーになるのはやはり先発ピッチャーですね。まだ確立したエースを確立できていないのも
事実ですが、確立したエースが出てくればさらに安定していきますね。そして打撃面では
昨季から確実に各々レベルアップをしていますがトーナメント一発勝負でだれがヒーローになるか
ヒーローが出ないと次は無いと考えてます。ぜひヒーローが誰になるか見てみたいですね。
そのためにも上位打線1番から5番までは必ず結果を出すメンバーが占めるのではないでしょうか?

その他のCS出場チーム(2016年)

「スカイツリーグ月間ベストナイン賞」受賞選手