【2016年 CS出場チーム分析】spベアーズ

MIYABI Bグループ

3 位

総合点
29 / 50
打率
1試合平均/2015年
得点
1試合平均/2015年
長打率
1試合平均/2015年
盗塁
1試合平均/2015年
失点
1試合平均/2015年
防御率
1試合平均/2015年
 (B+)
.308
4位(32チーム中)
 (A+)
8.60
5位(32チーム中)
 (A+)
.453
8位(32チーム中)
 (B+)
6.0回
7位(32チーム中)
 (D)
6.70
21位(32チーム中)
 (D)
6.40
24位(32チーム中)
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spベアーズの戦力分析

リーグに参戦して2年目の昨年は10戦して6勝をあげ、MIYABI Bグループ3位でCS出場に滑り込みセーフを果たしたspベアーズ。初参戦した一昨年は1勝もできなかっただけに、この1年でものすごい進歩を遂げたチームの一つだ。昨年のチーム打率は.308、長打率.453、1試合平均得点8.6といずれも高い数字を残した。一昨年の数字(打率.192、長打率..188、得点2.78)から比べると別チームかと思わせるほどの成長ぶりだ。

投手はファイナルファンタジー・F・野口と蓮尾の2枚が主戦で、特に野口が昨年は防御率3.50で3勝をあげた。一昨年の6.65からみれば半分近くになったことになる。蓮尾は野球経験はないものの投手として踏ん張りを見せ、昨年は2勝をあげている。

打の方も一昨年は3割打者が一人だけだったが昨年は一挙に6人に増え、規定打席に満たない選手も含めると9人となった。新加入の藤井が.375を、そしてこれまた新加入の高梨がチーム1の12打点をマークした。また新海、石原、小池、蓮尾など、それまでの選手たちもつられるかのように打撃開眼した。そして打力だけではない。盗塁も1試合平均7.7個と足技も自在に使う。新海の16個(10試合)を筆頭に、果敢に次の塁を狙ってくる姿勢は脅威だ。

打力も走力もあるチームだけに、これで得点力があがらないわけはない。投手陣が踏ん張れば今CSの台風の目にもなりうる、そんな期待を持たせるチームだ。
試合数 勝数 負数 引分 総得点 総失点 総得失差 平均得点 平均失点 勝率
2015106318667198.606.7066.7%

CS優勝への投手のキーマン

【投手のキーマン】 ファイナルファンタジー・F・野口

一昨年の0勝から一転、昨年は3勝をあげCS出場に貢献。今年もチームの主戦としての活躍が期待される。野口の持ち味は粘り強さだ。昨年の数字からみると、失点が26もあるのに対し自責点が13と失点の半分しかない。ということは味方のミスがもとで取られた得点が多かったということだ。それでも3勝1敗と勝ち越したということは、やはり粘り強く耐え忍んで投げきった結果の表れといえる。ただでは転ばない強い心と集中力で、CSでもマウンドをしっかり守ってくれることであろう。

試合投球回完投勝利無四球完投完全試合勝利敗北セ-ブ被安打被本塁打奪三振与四球与死球暴投ボ-ク失点自責点防御率
2015726(0)20031032121822026133.50

CS優勝への野手のキーマン

【打者のキーマン】 藤井

新加入した昨年、1番という重要な打順を任せられたにもかかわらず、いきなり初戦で本塁打を放つ、華々しいデビューを飾った。それで終わらず安打を量産し続け、長打も打てる脅威のトップバッターとしてチームをけん引した実力は本物だ。打率.375、長打率.833、出塁率.516、本塁打も2本放ち、十分過ぎるくらいの活躍をみせただけに、今年もさらなる期待を抱かせる楽しみなプレーヤーの一人だ。CSでもその切り込み隊長ぶりに期待がかかる。

年度試合打席数打数得点安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗失犠打犠飛四球死球三振併殺打打率長打率出塁率失策美技
201583124109122760005230.3750.833 0.51620

CSへの出場権を獲得するまでの道のり

初参戦した一昨年は0勝9敗、しかも2桁得点で負けた試合が、そのうち5試合もあったspベアーズ。野球の厳しさを「これでもか」と味わったチームの2015年の戦いぶりが注目された。その初戦のYAKITORI RAKUDA戦、先発蓮尾が四球を連発するなど安打も絡み、1点を先制されるも、逆に相手投手の乱調もあり初回3点を奪ってあっさり逆転する。しかし蓮尾がピリッとせず、2回には連打にエラーも絡むなどして3点を奪われ逆転を許してしまう。以降も追加点を許すなど終始劣勢だったが、最終回に1番藤井の本塁打が飛び出し一矢報いる。結局8-4で負けはしたものの、ただでは転ばなかった点に進化した姿が映し出されていた。

そして「夜明け」は意外と早くやってくる。2戦目のC.C.スパローズ戦、初回高梨が先制タイムリーを放ち、幸先の良いスタートを切る。そして4回には相手投手の乱れに乗じて一挙10点のビックイニングを作り、相手を圧倒。投げてはファイナルファンタジー・F・野口が2安打、7奪三振の好投をみせ、13-3の圧勝。見事リーグ公式戦初白星を手にした。

このまま勢いに乗るかと思われたが、3戦目のDokant(ドカント)戦は毎回得点を許し、一方攻撃の方もわずか1安打に抑えられ19-1の完敗。勝つことの難しさを痛感するspベアーズナインだったが、これを機に快進撃が始まる。続くMuay Thai Oceans戦では2点を先制されるも、相手エラーなどで3点を奪い逆転。その後も左右田や鳥子などの下位打線の活躍などで追加点をあげ、投げては普段守りの要である捕手の新海が先発し、辛抱強い投球で5失点完投。9-5でリーグ2勝目をあげた。以降引き分けを挟んで5連勝。最終戦は負けはしたもののリーグ戦通算6勝をあげ、見事グループ3位通過を果たし、CS初出場権をゲットした。

一昨年の成績からは信じられない大躍進で、堂々CSの舞台に立つspベアーズの戦士たち。2015年の勢いをそのまま持ち込めるか、その戦いぶりに注目が集まる。

spベアーズの試合結果(2015年)
第1試合
(3月15日)

YAKITORI RAKUDA戦
8-4
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第2試合
(3月22日)

C.C.スパローズ戦
13-3
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第3試合
(4月4日)

Dokant(ドカント)戦
19-1
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第4試合
(4月18日)

Muay Thai Oceans戦
5-9
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第5試合
(5月9日)

武蔵台ARROWS戦
10-15
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第6試合
(5月30日)

Swallows Fan Baseball Club戦
3-3
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第7試合
(6月27日)

チームフミハナ戦
16-3
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第8試合
(7月25日)

渡辺WINS戦
2-14
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第9試合
(8月22日)

WiCKS戦
4-6
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第10試合
(9月5日)

チームポアンカレ戦
5-10
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合計試合数:10 成績: 6 3 1

監督が語るCSへの展望

昨年の最終戦で敗戦してしまったため、
3位に甘んじてしまった我らがspベアーズ。

CSで下剋上を起こし、
一戦必勝で一つ一つ勝ちあがって行きたいと思います。


菊池(3)
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