【2016年 CS出場チーム分析】Cherry Monkeys

MIYABI Aグループ

3 位

総合点
27 / 50
打率
1試合平均/2015年
得点
1試合平均/2015年
長打率
1試合平均/2015年
盗塁
1試合平均/2015年
失点
1試合平均/2015年
防御率
1試合平均/2015年
ランキングは4試合以上行ったチームのみ表示されます。
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Cherry Monkeysの戦力分析

リーグ参戦2年目の昨年はMIYABI Aを3位通過し今CS出場権を獲得、そしてCC(チャレンジカップ)では準優勝も果たしたCherry Monkeys。リーグ戦(IKI Bグループ)5位に終わった一昨年の初参戦時と比べても、確実にステップアップしている。

特にチーム打率が.220から.330まで、なんと.110も向上した。そう、このチームの特徴はなんといっても優れた打撃力だ。昨年の実績からみると、4割を超える打者が5人もいて、さらに3割を超える打者が2人いる。主に昨年はトップに座るも本塁打2本を記録した攻守の要でもあるBITAOSHI、チャンスにめっぽう強く13試合で12打点をあげたM.ONO、BITAOSHIと同じく2本塁打をマークした威圧感十分の4番ISHINOなど、相手投手からみれば息の抜けない面々が次から次へと登場する。これは相当なプレッシャーとなろう。

また投手は、昨年4勝をあげたチームの勝ち頭となったM.ONO、その他ISHINO、HAGGYの計3人がマウンドを守った。M.ONOとISHINOは防御率2点台と、全般的に四死球が多めながら踏ん張ってきた。しかしこの2人の総自責点14に対し総失点が48と、34点も守備の破たんで失点した昨年だけに、課題の守りが踏ん張れるかどうかがカギになりそうだ。

ちなみに昨年の引き分けた3試合も、大きなビハインドを追いながらも強力打線が追いつき、どうにか引き分けに持って行った試合だった。やはり打線がよいだけに、守りも含めた投手陣が持ちこたえることができれば、CSでも勝利を積み重ねることは十分可能であろう。
試合数 勝数 負数 引分 総得点 総失点 総得失差 平均得点 平均失点 勝率
2015105237965147.906.5071.4%

CS優勝への投手のキーマン

【投手のキーマン】 M.ONO

昨年はチーム1の11試合に登板し、31イニングを投げて防御率2.03という立派な数字を残したM.ONO。こちらもチーム1の4勝をマークし、リリーフでセーブも2回成功した。打の中心でもあるが、投手としてのチーム貢献度も非常に高く、彼なしでは今CSの出場はなしえなかっただろう。野球は小学校時代に少年野球に助っ人で入った程度だそうで、社会人になってから本格的に取り組み始め頭角を現した。その開花した能力が今年またさらにチームに輝きをもたらすことができるか!? 


M.ONO(1)
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試合投球回完投勝利無四球完投完全試合勝利敗北セ-ブ被安打被本塁打奪三振与四球与死球暴投ボ-ク失点自責点防御率
20151131(0)100412241292613003192.03

CS優勝への野手のキーマン

【打者のキーマン】 BITAOSHI

一昨年の2014年は打率は3割に満たなかったが、昨年は人が変わったように打ち始め、打率も4割を優に超え、長打率9割をマークしたBITAOSHI。クリーンアップを打ってもおかしくない、この男がリードオフマンとして一打を放つとチームは俄然勢いづくため、彼の打席はチームにとって勝敗を左右するといってもよいくらい重要だ。またショートという重要なポジションを任されているということもあり、文字通り攻守の核になる選手なだけに、彼の一挙手一投足がチームの命運を握ってるといっても過言ではないだろう。


BITAOSHI(7)
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年度試合打席数打数得点安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗失犠打犠飛四球死球三振併殺打打率長打率出塁率失策美技
201592722710212780004100.4550.909 0.55631

CSへの出場権を獲得するまでの道のり

リーグに参戦した2014年は5勝5敗の五分でグループ5位。そして気持ちも新たに迎えた2年目の2015年は開幕戦のTOKYO MONSTERS戦をM.ONO、HAGGY、ISHINOの3投手の完封リレーにより5-0で完勝し、幸先の良いスタートを切った。投手陣は開幕から仕上り上々と思えたが、2戦目の恵比寿モレーナ戦では、先発M.ONOがピリッとせず先制を許し、打線がひっくり返し一時3点差をつけるも、代わったHAGGYが持ちこたえらえず逆にひっくり返されてしまう。それでも何とか同点に追いつき引き分けに持ち込む。3戦目の東京JUNKS戦も先発M.ONOが四死球で自滅ぎみだったが、後半逆に相手投手の乱れに乗じて8点のビックイニングを作り、こちらもどうにか引き分けた。それまでは投手陣が不安定でも「負けないチェリモン野球」を展開していたが、4.5戦は2桁得点を許し連敗を喫してしまう。

初戦は勝利したものの、その後2敗2分けと波に今一つ乗れない。リーグ戦前半の苦戦は投手陣が踏ん張りきれないところに原因があるように思えたが、後半戦に突入してから、投打がかみ合い始める。6戦目となるRedPlums戦、先発HAGGYが初回4点を失うも、以降は要所を締めるピンチングを披露。リリーフのM.ONOもきっちり抑え、久々の安定感を見せた。一方打線もそれに応え、毎回得点の7-4で逆転勝利し、チームは開幕戦以来の美酒を味わう。これを機に引き分けを挟んで4連勝を飾り、5勝2敗3分けの3位で、どうにかCS出場を決めた。

野球に「たら、れば」はないが、後半の盛り返しがなければ、当然CSの出場はありえなかった。しかし苦しみながらも、出場権を得たこの経験は、チームにとっては大きな財産となったと思われる。生みの苦しみを味わったCherry Monkeysは、この経験を糧に成長を遂げたといえよう。それは昨年のチャレンジカップでの準Vという実績が物語っている。「今年のチェリモンは手強い」、CSではそうささやかれるだけの野球を見せてくれそうな、そんな期待を抱かずにはいられない。

Cherry Monkeysの試合結果(2015年)
第1試合
(3月22日)

TOKYO☆MONSTERS戦
5-0
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第2試合
(4月4日)

恵比寿モレーナ戦
7-7
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第3試合
(4月29日)

東京JUNKS戦
8-8
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第4試合
(5月9日)

ワセダレッズ戦
11-4
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第5試合
(6月7日)

チェリーズ戦
13-8
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第6試合
(6月20日)

RedPlums戦
4-7
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第7試合
(7月25日)

イレギュラーズ戦
1-8
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第8試合
(8月30日)

マジョリカフーズ戦
3-13
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第9試合
(9月5日)

KOREANS戦
7-7
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第10試合
(10月17日)

INCIDENTS戦
11-12
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合計試合数:10 成績: 5 2 3

監督が語るCSへの展望

グループ3位でギリギリ通過の立場ですので、対戦相手様はほとんど格上です。
うしなうものはないので、一つでも多く勝てるように全力を尽くします


HAGGY(11)
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