【2016年 CS出場チーム分析】KOREANS

MIYABI Cグループ

2 位

総合点
24 / 50
打率
1試合平均/2015年
得点
1試合平均/2015年
長打率
1試合平均/2015年
盗塁
1試合平均/2015年
失点
1試合平均/2015年
防御率
1試合平均/2015年
 (C)
.272
15位(32チーム中)
 (C+)
6.70
15位(32チーム中)
 (B)
.380
16位(32チーム中)
 (C)
4.9回
10位(32チーム中)
 (D)
5.70
18位(32チーム中)
 (D)
5.86
23位(32チーム中)
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KOREANSの戦力分析

リーグ発足時から参加して今年で4年目。異国の地である日本の「草野球」という舞台で、コリアン魂を見せつけてきたKOREANS。その力には定評があり、チーム成績も3年連続でグループ2位、星もほぼ五分五分だ(昨年、一昨年と、いずれも5勝4敗1分け)。しかし逆をいえば、毎年1位にはあと一歩というところで届かずに、辛酸を舐めてきたというわけだ。

力のある選手が多いが常時出場が叶わなかったりなど確かにチーム事情もある。規定打席に達している選手が全体の約1/3程度という点も致し方ないところだが、これが毎試合揃えば「2位のカベ」は容易に打ち破ることができるだろう。それだけポテンシャルの高いメンバーが揃っているということがいえる。特にKANG SOO MIN。彼は「コリアンバズーガ」の異名をとるチームの大砲だが、昨季は6試合の出場にとどまったものの打率.462、長打率.692、本塁打1を結果を残した。彼だけではない。監督でもあるKANG KYONG MINや、KIM TAIWOOも昨季は、ともに.400の高打率を残した。

また打力以上に脅威なのが脚力だ。昨季は1試合平均の盗塁数が18個とリーグトップの数字を残した。トップバッターのHWANG JAEWONや、主に下位を打つも出塁率は.542を誇るLEE CHULなど、足技が使える選手が多く、塁に出すと厄介な選手が多い。

一方、投手も含めたディフェンス面に関しては、全般的に失点が多めだけに、それをどれだけ攻撃面でカバーできるかがカギとなろう。CSではいかに失点を少なくして、自分たちの攻撃のリズムを作れるかが重要になってくると思われる。
試合数 勝数 負数 引分 総得点 総失点 総得失差 平均得点 平均失点 勝率
2015105416757106.705.7055.6%

CS優勝への投手のキーマン

【投手のキーマン】 PARK SANG BUM / KIM TAIWOO

投手のキーマンは敢えて、この2人をあげた。昨年は交互に先発し、ともに2勝ずつをあげた、いずれも主戦だ。1試合平均5~6点は奪われるが粘りのピッチングで、打線の援護を待つ。そして打線もそれに応える形で結果を残してきた。やはりKOREANSとしては、どちらが先発するにせよ、この2人がどれだけ持ちこたえるかが勝負のカギだろう。そしてリードしていれば、大学で投手経験もあるKANG KYONG MINのリリーフを仰ぐことができる。2人の我慢の投球がチームの命運を左右することは確かだ。

試合投球回完投勝利無四球完投完全試合勝利敗北セ-ブ被安打被本塁打奪三振与四球与死球暴投ボ-ク失点自責点防御率
2015827(2)000220191181620121164.15

CS優勝への野手のキーマン

【打者のキーマン】 KANG SOO MIN

打者のキーマンは、やはり「コリアンバズーガ」、KANG SOO MINだろう。昨季こそ6試合と出場試合数は少なかったものの、しっかり結果を残した。またこの3年間での実績をみても、彼の存在はチームにとってかなり大きなものであることはいうまでもない。恐らくチームとしては、今までには「彼がいてくれれば・・・」という試合も多かったのではないかと思う。CSでも威力あるバズーガ砲を放てるか、その活躍が大いに期待される。

年度試合打席数打数得点安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗失犠打犠飛四球死球三振併殺打打率長打率出塁率失策美技
20156141356001270001030.4620.692 0.50000

CSへの出場権を獲得するまでの道のり

日本での草野球リーグに参加してからの2年間は、グループ1位にあと少し手が届かず2位に終わったKOREANS。今年こそ1位通過と、意気込んで臨んだ2015年のシーズンの初戦は、その年の戦いを象徴するかのように1点を争う、非常にタイトな試合展開となった。

ツインリバース戦は、エラーが絡む失点で苦しい展開となったが、シーソーゲームに持ち込み、どうにかサヨナラ勝利を収め、3年目にして初の初戦突破を果たした。続く2戦目のZ団戦は、5安打を集中させて1イニング9点のビックイニングを作るなど相手を圧倒し11-6で快勝。幸先よく開幕2連勝を飾ったKOREANSだったが、3戦目のPe Angels戦は最終回まで3-1とリードするも、裏に3点を取られサヨナラ負けを喫する。勝てる試合を落としたKOREANSは続く4戦目のマディーウォーターズ戦もよいところなく12-2と大敗してしまう。

チームの今後に暗雲が漂い始めたが、それを払しょくしたのが監督でもあるKANG KYONG MINの投打だった。5戦目のHYBRIDS戦、序盤から猛攻をしかけ、KANG KYONG MINの本塁打なども飛び出し大量16点を奪う。投げても先発のエースKANG KYONG MINが序盤をしかっり抑え、KANG SOO MINも初のリリーフ登板で5失点も大量点に守られながら投げ切っての勝利だった。そして後半の5試合は2勝2敗1分けに終わったが、PARK SANG BUMとKIM TAIWOOの両先発陣の投球に随分粘りが出てきたためか、負けても僅差の試合が目立った。

結果、通算5勝4敗1分けと、前年と全く同じ取りとなったが、見事2度目のCSへの出場権を獲得したKOREANS。今回は早稲田レッズなど他の韓国メンバーのチームも出場しているが、強烈な「コリアン旋風」が日本の草野球のグラウンドに吹き荒れる様も観てみたい気がする。

KOREANSの試合結果(2015年)
第1試合
(3月21日)

ツインリバーズ戦
4-5
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第2試合
(4月11日)

東京南海Z団戦
6-11
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第3試合
(5月30日)

Pe Angels戦
3-4
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第4試合
(6月6日)

MuddyWaters戦
12-2
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第5試合
(6月13日)

HYBRIDS戦
6-16
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第6試合
(7月18日)

ボードベースボールクラブ戦
0-3
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第7試合
(8月15日)

MAPPA!戦
11-2
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第8試合
(9月5日)

Cherry Monkeys戦
7-7
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第9試合
(9月19日)

チームKei戦
6-7
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第10試合
(10月3日)

チーム・バビグリン戦
5-7
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合計試合数:10 成績: 5 4 1

監督が語るCSへの展望

強敵であるマディーウォーターズさんと1回戦が決まりまして、苦しい戦いになると思いますが、
まだ、トーナメント戦では勝利がないため、今年こそはもっと高いところを目指して準備しております。
去年から、新エースとして活躍しているPARK SANG BUM(18)と抑えのKANG KYONG MIN(51)が抑え、
4月から復活しているKANG SOO MIN(2)を中心として、コリアンズの自慢であるスピードと長打がタイミングよくでたら、いい流れが作られ、勝利まで到ることができると信じています。


KANG KYONG MIN(51)[投制]
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