【2016年 CS出場チーム分析】TOKYO SKYHAWKS

MIYABI Dグループ

2 位

総合点
41 / 50
打率
1試合平均/2015年
得点
1試合平均/2015年
長打率
1試合平均/2015年
盗塁
1試合平均/2015年
失点
1試合平均/2015年
防御率
1試合平均/2015年
ランキングは4試合以上行ったチームのみ表示されます。
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TOKYO SKYHAWKSの戦力分析

昨年リーグ初参戦にもかかわらず、7勝2敗1分けの好成績でグループ2位通過を果たした、「若さ」が売りのSKY HAWKS。チーム打率.343、長打率.537はリーグ2位。10試合中5試合が2桁得点という典型的な打のチームだ。3割以上の打者が規定打席到達者で実に9人、うち4割を超える打者が2人という、どこからでも得点できる強力な打線は迫力がある。

特に投打の中心的な存在である吉田だが、昨年は打順は5か6番に座りトータル12打点をあげているが、1~4番で作ったチャンス時に走者を返す強打が光った。また1試合に2本塁打も放つなど長打力もみせつけた。そういった意味では、チームとしても特に彼の前に走者を置きたいところだろう。またトップの藤井は10試合で22盗塁を記録した韋駄天男で、塁に出すと厄介な存在だ。

一方投手は、昨年主戦登板しチーム7勝のうち5勝あげたエース吉田に期待がかかる。また吉田の他に昨年は高蝶、西川という力のある2人の投手がいるが、ともに6イニングスという少ない登板も各々1勝ずつをあげている。昨シーズンのSKY HAWKS投手陣は瞬間的に制球に苦しみ四死球を連発シーンが見られた。CSのようなトーナメントでは、それは命取りにもなる。やはりいかにムダな走者を出さず、失点を最小限にできるかがポイントになってくるだろう。

だが初年でいきなりリーグ2位でCS出場権を獲得した力は並みではないことは明らかだ。ある程度失点しても、それを取り返し、さらにひっくり返すだけの強力な打線を持っている強味が今CSでも発揮されるか。若いチームだけに、はつらつとしたプレーに注目だ。
試合数 勝数 負数 引分 総得点 総失点 総得失差 平均得点 平均失点 勝率
2015107219039519.003.9077.8%

CS優勝への投手のキーマン

【投手のキーマン】 吉田

野球は中学までで主に外野手、そして高校では書道部という経歴の持ち主だが、社会人になって草野球に身を投じて以来、その実力を見事に花開かせた吉田。昨年は初参戦の新生チームを勝利に導く投球を見せ、開幕以来引き分けを挟む5連勝をマークした。全般的には四死球は若干多めなものの、それまでの経歴からしても、十分評価できる内容だ。昨年は最後の2試合は立ち上がりを攻められ敗戦投手となったものの、全般的には調子が悪いなりのピッチングができる力があるため、大崩れがすることが少ない。打線が強力なだけに、あとはエースである吉田が自分のピッチングができれば、CS上位進出は十分ありえるだろう。


吉田裕輝(20)
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試合投球回完投勝利無四球完投完全試合勝利敗北セ-ブ被安打被本塁打奪三振与四球与死球暴投ボ-ク失点自責点防御率
2015936(0)500521213323270021173.31

CS優勝への野手のキーマン

【打者のキーマン】 藤井

チーム内で数名ほど高校野球を経験した選手がいるが、その中の一人である藤井。草野球ではその力をいかんなく発揮している。チームの核弾頭である彼は、10試合で22盗塁をマークし、チーム得点機会に大きく貢献している。1試合5盗塁が2度あるなど、思い切った走塁は相手投手にとっては脅威であろう。また打率も.346、出塁率.485と十分トップバッターの役割を果たした。昨年同様、藤井が攻撃の起点となってダイヤモンドを暴れまくるようなことがあれば、チームも勢いづくだろう。CSでも藤井が得意とする「機動破壊」が見られるか!?


藤井 洋介(7)
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年度試合打席数打数得点安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗失犠打犠飛四球死球三振併殺打打率長打率出塁率失策美技
20151033261491003220003450.3460.385 0.48530

CSへの出場権を獲得するまでの道のり

昨年スカイツリーグに彗星の如くあらわれたSKY HAWKS。まさに颯爽と大空を飛ぶ鷹の如く「狙った獲物は逃がさない」、そんな雰囲気が参戦当初から漂っていた。若さあふれる若鷹戦士たちは、初参戦チームらしからぬ戦いぶりをいきなり展開する。

リーグ初戦のバーストズ戦、初回は緊張のためか1点を先制されるもすぐさま同点。そして徐々に底力を発揮し、10安打の猛攻で結局13-2と記念すべき初戦を大勝で飾る。2戦目のスレイヤーズ戦は引き分けも、そこから若鷹チームの「連戦連勝劇場」が幕を開ける。破竹の6連勝を飾るのだが、中でも圧巻は4戦目のチームフミハナ戦だ。全員安打の19安打、ビックイニングを2回も作り、なんと23-1と圧勝。また決して本調子ではなく、四死球が目立ったものの、2安打1失点で完投した吉田の我慢のピッチングもチームにとっては好材料だった。

ここまでで通算7勝1分け。ところがこの残すところ2試合というときに、雨にたたられ試合が流れに流れ、試合間隔が1ヶ月半も開いてしまう。そして残す2試合は、エース吉田の調子があがらず初回から失点し、自慢の打線もビハインドを挽回できずに連敗。しかし通算7勝2敗1分けと、グループ2位通過を果たし、見事CS初出場権を獲得した。

野球の神様は若鷹に最後に成長するための試練を与えた形となったが、多くの課題が浮き彫りになり、チームとしては有益だったのではないかと思う。2年目の今年は、また一皮むけて大きく成長したSKY HAWKSがグラウンドで見られるか!? そういう意味では、非常に楽しみなチームの一つだ。

TOKYO SKYHAWKSの試合結果(2015年)
第1試合
(6月6日)

バーストズ戦
2-13
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第2試合
(6月13日)

スレイヤーズ戦
4-4
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第3試合
(6月20日)

東京南海ホークス戦
1-7
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第4試合
(7月11日)

チームKei戦
1-5
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第5試合
(7月11日)

チームフミハナ戦
23-1
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第6試合
(7月19日)

K.B.F.Cイーグルス戦
5-3
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第7試合
(7月25日)

ミッカボーズ戦
10-4
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第8試合
(9月12日)

Muay Thai Oceans戦
6-14
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第9試合
(10月24日)

LFD戦
5-7
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第10試合
(10月24日)

Dokant(ドカント)戦
4-10
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合計試合数:10 成績: 7 2 1

監督が語るCSへの展望

勝って皆で美味い酒を飲みたいです!!


退団選手

その他のCS出場チーム(2016年)

「スカイツリーグ月間ベストナイン賞」受賞選手