【2016年 CS出場チーム分析】上京

MIYABI Aグループ

2 位

総合点
28 / 50
打率
1試合平均/2015年
得点
1試合平均/2015年
長打率
1試合平均/2015年
盗塁
1試合平均/2015年
失点
1試合平均/2015年
防御率
1試合平均/2015年
ランキングは4試合以上行ったチームのみ表示されます。
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上京の戦力分析

昨年スカイツリーグ初参戦して、いきなり7勝2敗1分でMIYABI Aで2位となり、CS出場を果たした上京。所属選手の頭数は少ないものの、個々のポテンシャルの高さを感じさせる勢いのある新鋭チームだ。それは昨年の個々の成績をみれば一目瞭然である。打率.321、1試合平均得点8.2、長打率.515、1試合平均失点3.5、防御率2.91。新規参入チームながら、投打ともに高いレベルの野球を見せつけた。
                                                                           まず打撃からみてみると、投の中心でもある磯田、キャプテンの川谷が飛び抜けている。昨年は2人で5本塁打を放つなど、チーム総得点のうちの約30%を叩き出した。ちなみに磯田の長打率は1.121、川谷は.818といずれも驚異的だ。特に磯田に関していえば打率.667、出塁率.732と、こちらも群を抜いている。2015年リーグ最多安打賞を受賞した実力は本物だ。また盗塁も2人で19個と、文字通りチームの攻撃の中心だ。ただこの2人だけではない。主に6番を打つ監督兼コーチでもある吉澤崇弘、彼は打率こそ.25も8試合の出場で打点11をあげている。上位の磯田、川谷が出塁して、吉澤が返す形が昨年はできたのが大きかったのではないかと思う。
                                        一方、投手の方だが、磯田がチームのエースとして昨年は10試合すべてで登板し、チーム7勝のうち5勝をマーク。防御率も2.63と安定感のある投球をみせた。そして主にリリーフ登板した永瀬康一も4試合10イニングスで防御率2.10と数字を残した。ただこれは打撃にもいえることだが、今年は2年目となるため、いろいろと研究されてくるだろう。ゆえに磯田も昨年ほどの数字が残せるかどうかは未知数だ。上京が勝ち上がっていくためには、やはり磯田に次ぐもう1枚主戦級の投手が必要となろう。そういった意味では、リーグ最終戦で永瀬が、最後磯田のリリーフを仰ぐも、1勝あげたのは好材料だ。全般的な層の薄さは否めないが、投打ともに実力を持ったチームだけに楽しみな存在であることには違いない。
試合数 勝数 負数 引分 総得点 総失点 総得失差 平均得点 平均失点 勝率
2015107218235478.203.5077.8%

CS優勝への投手のキーマン

【投手のキーマン】 磯田 
                            昨年のリーグ戦では全試合に登板し5勝したチームのエースだ。ただリーグ戦後半は立ち上がりの悪さが目立ったものの、それでも試合を作れるだけの投球を見せていただけに、「安定感」という点では心配ないように思う。また自らも打の中心であるだけに、打つことによってピッチングにも余裕が出てくるだろう。また周囲も自慢の破壊力ある打線で磯田の援護射撃をすることで、彼により少ない負担の中で投球をさせたいところだ。いずれにせよ、昨年のような安定した磯田がCSのマウンドでも見られるようなら、上位進出の可能性はかなり高いと思われる。

試合投球回完投勝利無四球完投完全試合勝利敗北セ-ブ被安打被本塁打奪三振与四球与死球暴投ボ-ク失点自責点防御率
20151049(0)200511000000018182.57

CS優勝への野手のキーマン

【打者のキーマン】 川谷 

チームのキャプテンであり、主に4番を打つ主砲でもある川谷。昨年はチーム1の15打点を上げ、また3本塁打を放つなど華々しい活躍を見せた。数字が示すようにチャンスでの勝負強さが川谷の武器だ。確かに昨年は三振も目立ったが、それを恐れない思い切りのよさが好成績につながったのではないかと思う。やはり主砲が打てばチームが活気づき、それがチームの大きな牽引力になる。そういった意味ではCSで上位進出できるか否かは川谷のバットにかかっているといってもよいだろう。


川谷(1)
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年度試合打席数打数得点安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗失犠打犠飛四球死球三振併殺打打率長打率出塁率失策美技
201510403321421315110016090.4240.818 0.50000

CSへの出場権を獲得するまでの道のり

2015年リーグ初参戦の上京は、記念すべき初戦のLabyrinth戦で、度肝を抜く破壊力を見せつけた。磯田の本塁打を含む長短打19本のヒット(全員安打)を打ち相手を圧倒。特に圧巻だったのは二塁打が9本も飛び出す長打攻勢だった。結果19-5で大勝し、幸先のよいスタートを切った上京は、2戦目のベアーズ戦でも13安打11得点で圧勝(11-2)。完全に波に乗った新生チームは、引き分けを挟み、開幕5連勝を飾る。

そして、なんとこの6試合の間で上げた得点が65点、ヒット65本、うち長打25本。ヒットのうち実に40%がロングヒットだった。「これはとんでもないチームが現れた・・・」。各チームに強烈な印象を植え付けるには十分な戦いぶりを前半は展開してきた。

そんな押せ押せの上京だったが、7戦目のZERO ONE戦で4-3と初黒星を喫する。相手は中学・高校時代の野球経験者が多く所属するチームだったが、さすがにそう簡単には打たせてもらえず、わずか内野安打2本と打線は沈黙。一方、先発磯田は立ち上がりこそ不安定も、2回以降は復調し1点を争う好ゲームとなったが、最終回代わって登板した永瀬がサヨナラ打を打たれ惜しい負けとなった。 しかし十分次につながる内容だったこともあり、次戦では8-3で勝利。残り2試合も1勝1敗と切り抜け、見事グループ2位通過を果たした。

前半6試合は打って大勝、後半4試合は僅差の試合が続いたが、競った試合もできたことはチームにとって大きな経験となったと思われる。これらの経験値を得て、さらにパワーアップしたチーム力を次の舞台でも発揮できるか、上京のCSでの戦いぶりに注目だ。

上京の試合結果(2015年)
第1試合
(2月21日)

Labyrinth戦
19-5
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第2試合
(3月28日)

ベアーズ戦
11-2
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第3試合
(4月25日)

ブラックソックス戦
7-6
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第4試合
(5月9日)

東京ジュピターズ戦
3-3
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第5試合
(5月30日)

東京パラダイス戦
17-5
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第6試合
(6月13日)

Swallows Fan Baseball Club戦
1-8
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第7試合
(8月29日)

ZERO ONE戦
3-4
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第8試合
(10月10日)

武蔵台ARROWS戦
3-8
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第9試合
(10月25日)

CBBC戦
4-3
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第10試合
(10月31日)

LFD戦
3-2
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合計試合数:10 成績: 7 2 1

監督が語るCSへの展望

結成1年目の昨年、このプレーオフ出場を目標にやってきました。昨年末エースが転勤により離脱、戦力ダウンは否めませんが継投と連携でまずはプレーオフ1勝を目指します! 勢いがつくと止まらないノリノリのチームですので、1勝すればそのまま決勝まで?あるのではと期待しております。
3月にキャンプも行いWe are ready to go! です!
皆さまお手柔らかにお願いいたします

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「スカイツリーグ月間ベストナイン賞」受賞選手