【2015年 CS出場チーム分析】チームKei

IKI Fグループ

3 位

総合点: 19 / 25

打率 1試合平均/2014年	得点 1試合平均/2014年	長打率 1試合平均/2014年	盗塁 1試合平均/2014年	失点 1試合平均/2014年	防御率 1試合平均/2014年
ランキングは4試合以上行ったチームのみ表示されます。
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チームKeiの戦力分析

全体的に消化試合数が少なくなってしまったグループF。
チームKeiも残念ながら6試合しか試合消化ができなかったのだが、その中でもなんとかCS出場圏内の3位に滑り込むことができたのである。
試合消化が少ない＝選手層が薄く試合がなかなか組めなかったのかと思われがちだが、実際はそんなことはなく、投手陣は蕪木・林の2枚が規定投球回に到達し、野手も9人が規定打席に到達するなど選手層は十分揃っている。
試合数の少なさは開幕戦が7月まで遅れたことに起因するだけであり、その点の不安は一切ないと言えるだろう。

戦力的には1試合平均6.2得点、7.0失点と若干失点の方が上回っているが、得点力がないというわけではない。
MIYABIのCSに出場するZERO ONEとの対戦では16得点で快勝し、先発の蕪木が6回完投するなど地力の強さはしっかり見せつけた。

野手陣もチーム打率こそ.231と平凡ではあるが、3割超の打者を3人も擁し、主砲の林は2本塁打を放つなど軸はしっかりしている。

また、試合数こそ少ないもののリーグ参入直後は3連敗でのスタートとなったが最終2連戦は大勝と1点差勝利と連勝で締めているのも好材料となるだろう。

年	試合数	勝数	負数	引分	総得点	総失点	総得失差	平均得点	平均失点	勝率
2014	6	2	3	1	36	43	-7	6.00	7.17	40.0%

CS優勝への投手のキーマン

【投手のキーマン】蕪木

投手のキーマンはコントロールが売りの技巧派である蕪木となるだろう。
防御率こそ序盤2試合の炎上が響き8.75と悪い数字となってしまっているが、CS出場チームであるZERO ONE戦で見せた見事なピッチングはまさに圧巻！
初回に犠飛で1点を失うがその後はテンポよくアウトを積み重ね、無四球完投で勝利を呼び込んだのだ。
テンポの良さに呼応するように打線も爆発し、2回に8点、6回に7点とビッグイニングが生まれたのも蕪木の快投による影響も大きいだろう。
最終戦で見せた真の姿をCSの舞台でも披露できるか、注目である。

蕪木(18)
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年	試合	投球回	完投勝利	無四球完投	完全試合	勝利	敗北	セ-ブ	被安打	被本塁打	奪三振	与四球	与死球	暴投	ボ-ク	失点	自責点	防御率
2014	3	12（0）	1	0	0	1	2	0	12	0	3	7	4	3	1	18	15	8.75

CS優勝への野手のキーマン

【野手のキーマン】林

チーム屈指の長打力を持つ林がCSでのキーマンとなることは間違いない。
リーグ戦では6試合すべてに出場し2本塁打を放つなど、OPS1.349という素晴らしい成績をマークした。
格上と戦うことになるCSではワンチャンスで確実に仕留められる長打力がカギを握るといっても過言ではない。
林の前にランナーを貯め、そこで林のバットが火を吹けば相手に大きなダメージを与えられることだろう。

林(5)
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年度	試合	打席数	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	盗失	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	長打率	出塁率	失策	美技
2014	6	19	16	5	6	2	0	2	7	1	0	0	0	3	0	2	0	.375	0.875	0.474	2	0

CSへの出場権を獲得するまでの道のり

東京スカイツリーグで上位に進出するためには全試合消化が必要不可欠である。
なぜならば、試合を消化すれば敗戦でも勝ち点4が与えられるのに対し、未消化試合は勝ち点の対象にならず、試合を消化したチームと比べ圧倒的不利になってしまうからだ。
実際チームKeiが所属しているグループFでもその現象は起こっており、2位で通過した青山タイヨースターズは1勝9敗と大きく負け越したが、敗戦での勝ち点を積み重ねチームKeiよりも上位に食い込んだのである。

そんな中、開幕が遅れわずか6試合しか消化できなかったにも関わらずCS出場を果たせたのは運の要素も強かったのだろう。

しかしその戦いぶりを見ると、全試合を消化できれば1位も狙えたのではないかという気さえしてくる。
開幕直後こそ流れを掴めず3連敗でのスタートとなってしまったが、最終2試合での勝ち方があまりにも見事だった。
蕪木、林の2投手がそれぞれ完投勝利を収め、接戦勝利も一方的な展開での勝利もできることを証明したのである。
この流れのままCSでも暴れまわることができれば、本大会での大穴候補になり得るポテンシャルは持ち合わせているといえるだろう。

チームKeiの試合結果(2014年)
第1試合（7月26日）		Labyrinth戦（13-6）	負	詳細
第2試合（8月2日）		ドンマイ・ロックス戦（3-12）	負	詳細
第3試合（8月9日）		ワセダレッズ戦（1-6）	負	詳細
第4試合（9月13日）		ZaK Japan戦（5-5）	引	詳細
第5試合（9月20日）		ZERO ONE戦（16-1）	勝	詳細
第6試合（10月4日）		チェリーズ戦（5-6）	勝	詳細
合計	試合数：6　成績： 2 勝 3 負 1 分