【2015年 CS出場チーム分析】チームポアンカレ

IKI Aグループ

1 位

総合点
37 / 25
打率
1試合平均/2014年
得点
1試合平均/2014年
長打率
1試合平均/2014年
盗塁
1試合平均/2014年
失点
1試合平均/2014年
防御率
1試合平均/2014年
 (C)
.270
5位(18チーム中)
 (B)
7.00
6位(18チーム中)
 (C)
.327
9位(18チーム中)
 (B+)
6.1回
2位(18チーム中)
 (B+)
3.20
2位(18チーム中)
 (A)
2.70
3位(18チーム中)
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チームポアンカレの戦力分析

グループAを7勝3敗という堂々の成績で制覇したチームポアンカレ。
高い攻撃力もさることながら、特に1試合平均3.2失点に抑えた守備力はリーグでもトップクラスだろう。

その中心にいたのは左腕エースの吉田である。
リーグ戦では9試合に登板し、防御率2.15、3勝2敗1セーブという好成績をマークした。
奪三振率が高いタイプというわけでもなく、制球力が飛び抜けて高いというわけでもない。
それでも26イニングを投げて被安打はわずか13!
2イニングに1本しかヒットを打たれないというピッチングで、チームにリズムと勢いを与えたといえるだろう。

また、吉田のピッチングを支える守備陣もレベルが高い。
規定打席に到達した選手10人の失策合計はわずか16!
打たせた球を確実にアウトに捌いていくだけの能力をしっかり持ち合わせていることを証明している。

逆に打撃面は1試合平均7.0点を叩き出したものの、相手の失策絡みなどの得点が多く、打点にすると平均4.7点にまで下がるのが気がかりだ。
チーム打率こそ.270と高いものの、チーム全体で長打が10本では物足りない。
CSで対戦する強豪相手に長打を放つことができるかも大きなポイントとなってくるだろう。
試合数 勝数 負数 引分 総得点 総失点 総得失差 平均得点 平均失点 勝率
2014107307032387.003.2070.0%

CS優勝への投手のキーマン

【投手のキーマン】奈良部

チームポアンカレには絶対的なエースの吉田がいるが、あえてキーマンには2番手の奈良部を指名したい。
奈良部は3試合に先発し、9イニングで10奪三振も20与四球と独り相撲が目立ったが、それでも3試合すべてで勝利投手となった“持っている”投手なのだ。
エース吉田が左腕であることと、チームポアンカレが毎試合継投で戦ってきたスタイルであることを考慮すると、右腕の奈良部が安定感のあるピッチングを披露できればかなりの戦力アップが見込めることは間違いないだろう。

試合投球回完投勝利無四球完投完全試合勝利敗北セ-ブ被安打被本塁打奪三振与四球与死球暴投ボ-ク失点自責点防御率
201439(0)000300501020000653.89

CS優勝への野手のキーマン

【野手のキーマン】坂井(英)

野手のキーマンはリーグ戦9試合に中軸として出場した坂井(英)となるだろう。
チーム2位の打率.389とチームトップの6打点の打撃ももちろん魅力的だが、なにより素晴らしいのは投手を助ける守備力である。
内野の要であるショートを中心に、キャッチャーやライトなども務めたが、なんとリーグ戦9試合を無失策で終えたのである。
得点を稼ぎ失点を防ぐ、攻守の中心選手としての役割の大きさは計り知れない。
あえて注文をつけるのであれば、放った7安打がすべて単打だったことだろう。
中軸を担っている以上はここぞという場面での長打にも期待したいところである。


坂井(英)(1)
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年度試合打席数打数得点安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗失犠打犠飛四球死球三振併殺打打率長打率出塁率失策美技
201410232068000650003011.4000.400 0.47820

CSへの出場権を獲得するまでの道のり

東京スカイツリーグ参入2年目にしてリーグ優勝を果たしたチームポアンカレ。
その戦いぶりは独走だったとも言える内容であり、特に開幕直後からの5連勝は見事であった。

同じくCS出場を決めているSting RaysとPe Angelsに開幕からいきなり当たったが、開幕戦のStingRays戦では初回にいきなり6得点を奪い8-4で快勝。
続くPe Angels戦では5-4と接戦を制し、これで完全に勢いに乗ったのであった。

一方、唯一の大量失点となったスレイヤーズ戦の詳細を確認してみると、この試合のみ5失策と守備が乱れ、失策がらみの失点で大量失点を喫していた。
逆に言えば、それ以外の試合では常に守備が安定し、大量失点をしない試合を続けられていることを証明しているのである。
これは一発勝負が続くCSの舞台では大きな力と自信になることは間違いないだろう。

先発がしっかり試合を作り、バックの守備が盛り上げて流れを作り、リズムを良くして打線の援護を待つという確立されたチームポアンカレ・スタイルで、リーグ戦の勢いそのままに、一気にCS制覇も狙いたいところだ。

チームポアンカレの試合結果(2014年)
第1試合
(3月1日)

StingRays戦
8-4
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第2試合
(3月8日)

Pe Angels戦
4-5
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第3試合
(3月29日)

MAPPA!戦
18-2
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第4試合
(4月19日)

恵比寿モレーナ戦
0-11
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第5試合
(5月10日)

金太櫻ベースボールクラブ戦
5-1
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第6試合
(7月5日)

バーストズ戦
4-1
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第7試合
(8月2日)

ZaK Japan戦
0-5
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第8試合
(8月9日)

スレイヤーズ戦
10-1
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第9試合
(8月16日)

東京オモスタイルズ戦
1-13
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第10試合
(8月30日)

BBジャンキーズ戦
6-3
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合計試合数:10 成績: 7 3 0

その他のCS出場チーム(2015年)

「スカイツリーグ月間ベストナイン賞」受賞選手