【2017年 CS出場チーム分析】Tokyo Crazy Eagles

MIYABI Dグループ

3 位

総合点: 13 / 50

打率 1試合平均/2016年	得点 1試合平均/2016年	長打率 1試合平均/2016年	盗塁 1試合平均/2016年	失点 1試合平均/2016年	防御率 1試合平均/2016年
ランキングは4試合以上行ったチームのみ表示されます。
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Tokyo Crazy Eaglesの戦力分析

韓国勢の雄であるTokyo Crazy Eagles（TCE）は過去にも数回CSに出場している古豪。

野球経験者がいないとは言うものの、常にそれなりの成績を残し続けており、別リーグなどでも試合数を重ねながらその実力を着々と伸ばしている。

過去の主力が多数退団しているため、戦力上の不安はあるものの、CS出場ができる位置につけているため決して侮れない相手だ。

データ上の数字からはCSを戦う戦力としては心もとない部分はあるが、好機と見るや積極的に走ったり、少ないヒット数からでもしっかり得点を取る勝負強さがリーグ戦では見られ、安易な出塁を許すことはできない。

余談だが、スカイツの韓国勢は、試合後コメントを「日本語で」書いている。
チームの成績だけでなく、その参加意識にも対戦相手は是非敬意を払ってほしい。

年	試合数	勝数	負数	引分	総得点	総失点	総得失差	平均得点	平均失点	勝率
2016	10	4	6	0	49	61	-12	4.90	6.10	40.0%

CS優勝への投手のキーマン

投手ではオーナーでもあるチェ・ジンドンがエースの重責を担う。

本人はコメントでは謙遜しているが、試合数や投球回数から考えると安定感のある投球をしているため、バックが崩れない限りは大きくゲームを崩すようなことは考えにくい。

打たせて取ることも、必要に応じて三振を狙いに行くこともできるオールラウンドな投手なので、相手によらず実力を発揮できそうだ。ストライクゾーンを広く使った投球で、相手のペースを崩していきたい。

勝利のためにはロースコアに抑えることが必要となるからこそ、チェにかかる期待が大きい。

チェ・ジンドン(99)
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年	試合	投球回	完投勝利	無四球完投	完全試合	勝利	敗北	セ-ブ	被安打	被本塁打	奪三振	与四球	与死球	暴投	ボ-ク	失点	自責点	防御率
2016	7	23（0）	1	0	0	3	3	0	14	0	25	23	6	0	0	21	16	4.87

CS優勝への野手のキーマン

打撃のキーマンは、チーム打点王のキム・サンコン。
打率こそ2016年は振るわなかったが、一発のパワーは試合の流れを大きく引き寄せるだけの破壊力を秘めている。
貧打に悩むTCEだからこそ、積極走塁と共に、一発の長打の有無が得点力に大きく影響する。キム・サンコンにはカウントの良いうちに、思いきりの良いバッティングを期待したい。

キム・サンコン(23)
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年度	試合	打席数	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	盗失	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	長打率	出塁率	失策	美技
2016	8	21	17	5	3	0	0	1	8	3	0	0	0	3	1	2	0	.176	0.353	0.333	0	0

CSへの出場権を獲得するまでの道のり

TCEにとっては、一年空けてのスカイツ参戦となったため、戦力もガラリと変わり、また対戦相手のレベルも変わって、色々とやりにくさを感じたシーズンだったと言えるだろう。

特に、選手の確保に苦心したシーズンだった。なかなか主力が安定せず、助っ人がかわるがわる必要となる状況ではあったものの、それでも貴重な4つの勝利を重ね、グループ3位でCSの出場権を獲得するに至る。最終戦のAceKorea戦はまさにシーズンの集大成となった試合だが、得意の先行逃げ切りがピタっとはまって、CS出場をもぎ取った。

投手層の薄さから、先発が打たれるとそのままゲームが崩れる試合が多かったが、後半になってキム･サンコンが投手としても起用されるようになり、まずまずのパフォーマンスを見せたのは収穫と言えるだろう。

スケジュール管理や選手集めなど課題は残るが、チャンスを活かしてチームの成長につなげていきたいところだ。

Tokyo Crazy Eaglesの試合結果(2016年)
第1試合（2月20日）		Muay Thai Oceans戦（5-0）	負	詳細
第2試合（3月12日）		Bluebirds戦（1-9）	負	詳細
第3試合（3月21日）		東京JUNKS戦（4-5）	負	詳細
第4試合（4月2日）		東京南海ホークス戦（3-6）	勝	詳細
第5試合（5月14日）		Cherry Monkeys戦（0-9）	負	詳細
第6試合（5月14日）		ZaK Japan戦（6-9）	負	詳細
第7試合（5月21日）		MAPPA!戦（1-7）	勝	詳細
第8試合（6月18日）		Abends戦（9-6）	勝	詳細
第9試合（8月13日）		C.C.スパローズ戦（10-9）	負	詳細
第10試合（9月3日）		Ace Korea戦（4-7）	勝	詳細
合計	試合数：10　成績： 4 勝 6 負 0 分

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