【2019年 CS出場チーム分析】Cadenza

IKI Iグループ

5 位

総合点
19 / 50
打率
1試合平均/2018年
得点
1試合平均/2018年
長打率
1試合平均/2018年
盗塁
1試合平均/2018年
失点
1試合平均/2018年
防御率
1試合平均/2018年
ランキングは4試合以上行ったチームのみ表示されます。
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Cadenzaの戦力分析

所属選手のほぼ全員が野球経験者で構成されるCadenza、これだけでも基礎戦力がまず高いと言える。
更に今シーズンより加入の新メンバーもおり、確実に戦力アップしているはずだ。

攻撃陣で軸となるのは須藤(春)(18)、清水(51)、新井(7)の3選手。
高打率なのはもちろんだが、3人とも出塁率が5割越えで選球眼もハイレベルだ。
又、途中加入で規定打席に達しなかったが溝口(24)選手は確実に主軸の一人になる。

チーム攻撃力で特筆したい事が一点ある。
昨シーズン規定打席に到達している全選手が盗塁をきめていると言う点だ。
この機動力は対戦チームにとって脅威になるであろう。

投手陣は中澤(優)(6)投手を軸に継投策で繋ぐのがチームの形。
リードした状態でクローザーの須藤(春)(18)投手がマウンドに上がれば勝利が見える。
試合数 勝数 負数 引分 総得点 総失点 総得失差 平均得点 平均失点 勝率
2018105415671-155.607.1055.6%

CS優勝への投手のキーマン

先発完投型の絶対的エースが存在しない中で、中澤(優)(6)投手が主軸となり投手リレーの形を作る。
昨シーズンはリーグ戦の全5勝の勝ち星が彼についており、後からマウンドに登った場合でも粘り強くゲームを作れる投手だ。

今シーズンの期待株は中曽(11)投手、球威は抜群で調子がいい時は打たれる気配なし。
但し、安定感に難があり崩れ出すと修正が効かないタイプで、この部分さえクリア出来れば中心投手の一人になるだろう。

抑えの切り札、須藤(春)(18)投手は昨シーズン3セーブ。計6イニングで10奪三振と欲しい時に三振を狙える投手だ。
CSは一発勝負のトーナメント戦、結局マウンドに上がる投手は全員がキーマンとなる。

試合投球回完投勝利無四球完投完全試合勝利敗北セ-ブ被安打被本塁打奪三振与四球与死球暴投ボ-ク失点自責点防御率
20181023(2)000520230242746028226.70

CS優勝への野手のキーマン

昨シーズン途中加入の為、惜しくも規定打席に届かなかったが溝口(24)選手の打撃力は驚異的。
15打席14打数7安打で打率5割、その内長打が4本と長打率は9割越えだ。更に盗塁も3個きめている。
今シーズン、フル参戦したらどんな結果を残すのだろうか、今からワクワクする逸材だ。

他では個人名を挙げるよりも戦力分析で書いた機動力について触れてみたい。
一人だけ突出した瞬足選手の存在よりも、全員が走れる能力がある方が対戦チームは嫌なものだ。
いつ動かれるか分からない、と相手バッテリーに思わせるだけでも十分なプレッシャーとなる。

この機動力をCadenzaは有している。
最大限に活かせれば勝利の確率はグンと上がるはずだ。


溝口(24)
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年度試合打席数打数得点安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗失犠打犠飛四球死球三振併殺打打率長打率出塁率失策美技
20185151447220631001010.5000.929 0.53312

CSへの出場権を獲得するまでの道のり

Cadenzaメンバーは「繰り上げでの出場」と謙遜するが、大会ルールにある勝ち点制での堂々出場。
まずはその事を祝したい。

昨年度のリーグ戦は5勝4敗1分、開幕からの3試合は1勝2敗と振るわずスタートダッシュは出来なかった。
それでも中盤盛り返し5戦して3勝2敗と勝ち星が先行した。

そのまま波に乗れればベストだったが引き分けを挟み連敗、残り2戦を残し3勝4敗1分と窮地に立たされた。
ところがここでガタガタっと来ないのもCadenzaの強み。
終盤を連勝で飾り貯金フィニッシュとなった。

そんな上下動が激しかった中で印象深い試合は開幕戦と言える。
もちろん最後の連勝は大事だが、そこまで踏ん張れたのは開幕戦に勝利していたからこそ。
実はこの試合3安打で4得点と効率よく得点を挙げ、投げては3投手のリレーで見事に逃げ切りお手本のような内容であった。
プロでも緊張する開幕戦は俗に3勝分の価値があると言われている。

チーム結成以来、初のトーナメント戦出場となるそうだが実はトーナメント戦とは「全てが開幕戦」とも言える緊張感が走る。
Cadenzaの躍進に期待したい。

Cadenzaの試合結果(2018年)
第1試合
(3月18日)

シーレックス戦
3-4
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第2試合
(4月29日)

東京 PERFECTS戦
11-0
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第3試合
(6月3日)

ORCA戦
16-13
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第4試合
(7月8日)

一番星戦
7-3
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第5試合
(7月22日)

チーム・バビグリン戦
8-5
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第6試合
(9月23日)

吉原オールディーズ戦
5-5
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第7試合
(10月7日)

Madrush戦
16-2
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第8試合
(10月21日)

新宿Bepps戦
5-3
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第9試合
(10月28日)

日本橋裏本町軟式野球部戦
2-5
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第10試合
(11月4日)

Cools戦
5-9
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合計試合数:10 成績: 5 4 1

監督が語るCSへの展望

当チームは、チーム創設以来初のトーナメント戦出場となりますので不安もありますが、チームのメンバーには程よい緊張感を楽しんでもらえればと思います。
ファンの方へは・・・ってファンの方がいらっしゃるんでしょうか(笑) あえて言えば、この安定感のないチームの戦いを、優しい眼差しで見守っていただければと思います(笑)


清水(51)
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