【2019年 CS出場チーム分析】練馬レッドサーティーンズ

IKI Fグループ

2 位

総合点
27 / 50
打率
1試合平均/2018年
得点
1試合平均/2018年
長打率
1試合平均/2018年
盗塁
1試合平均/2018年
失点
1試合平均/2018年
防御率
1試合平均/2018年
 (B)
.294
23位(76チーム中)
 (C)
6.40
37位(76チーム中)
 (A)
.446
20位(76チーム中)
 (E)
2.1回
60位(76チーム中)
 (B)
3.90
10位(76チーム中)
 (B)
3.81
17位(76チーム中)
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練馬レッドサーティーンズの戦力分析

CS初出場となる練馬レッドサーティーンズ、まず攻撃面から分析してみよう。
2018年シーズンのチーム打率は2割9分4厘と全体的に高水準、打率3割越えが5人おり強力打線の基準もクリアしている。
しかも驚くべき事に打率5割越えが2人、OPS1000越えが4人いるので「超」強力打線のレベルだ。
グランドスラム2本を放っている村中(0)選手を軸に強打者が揃っている。
若干気にかかるのは盗塁数、チーム全体で21個とCSに出場するチームの中では少ない方である事だ。
選手名鑑の写真だけで判断するのは失礼だが、もっと走れそうな印象を与える。

投手陣は完投能力もあり安定感もある北国(17)投手を中心に、タイプの違った投手が自分の仕事をしっかりこなしている。
今シーズンはこれに加え、ユーティリティープレイヤーだった川合(6)選手が投手として覚醒し投手力は更にアップした。

投打のバランスが取れており、総合戦力は高い。
過去トーナメント形式の大会は昨シーズンのFCのみでベスト4であった。
この程度で終わるチームとはとても思えないので、初参戦CSで上位を狙って欲しい存在である。
試合数 勝数 負数 引分 総得点 総失点 総得失差 平均得点 平均失点 勝率
2018105416439256.403.9055.6%

CS優勝への投手のキーマン

軸となるのはエース格と言える北国(17)投手だ。
2018年シーズンは4勝を挙げその内、完投勝利が2回ある。
又、防御率2点台(リーグ戦のみなら1点台)と失点が少なく安定感でも信頼のおけるタイプだ。

そして今シーズンから投手転向した川合(6)投手もキーマンと言える。
既に3試合に登板し1勝1セーブを記録しており、自責点は1点のみと絶好調の滑り出しだ。
この状態でCS戦に突入出来るのはチーム全体にとって大きなプラスである。

これらに加え、昨シーズンも活躍した左のエース金子(3)投手、速球派タイプの春田(30)投手が控えているので心強い。


北国(17)
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試合投球回完投勝利無四球完投完全試合勝利敗北セ-ブ被安打被本塁打奪三振与四球与死球暴投ボ-ク失点自責点防御率
2018626(0)200410280191721125102.69

CS優勝への野手のキーマン

超強力打線の中で今シーズン、新たに期待されるのが安本(9)選手だ。
実は投手として北国(17)投手と共に2枚看板であったが、故障を抱え現時点では打者に専念している。
下半身の力を感じる魅力的な投球フォームで、それが打者としても活かされている。
投手中心だった昨シーズンは打者として目立った活躍は無かったが、2019年は既にホームランも打っておりすぐにでも中軸を任せられる実力を発揮中だ。

この他に村中(0)選手、鈴木(13)選手、八木(7)選手、三役揃い踏みとも言える超強打者達の存在がある。
安本(9)選手の打者としての活躍で更に打線の厚みが増すのは確実だ。


安本(9)
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年度試合打席数打数得点安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗失犠打犠飛四球死球三振併殺打打率長打率出塁率失策美技
20188191812100100001030.1110.167 0.15830

CSへの出場権を獲得するまでの道のり

2018年リーグ戦はIKI Fに所属し5勝4敗1分けと2位でCS権利を獲得した。
シーズン終盤まで苦しい戦いが続き、7戦終了時で2勝4敗1分けと厳しい状態であった。
ただ草野球を楽しんでいるだけなら、リーグ上位順位は諦めてしまうだろう。

ここから踏ん張ったのが練馬レッドサーティーンズの強みであり魅力だ。
残り3戦を3連勝で締め、2位通過を確保した。

監督が「大事な一戦だった」と振り返ったのは第7戦のジェロニモとの試合だ。
ルール上、結果だけ見れば負け試合なのだが、5回表に本塁打を含む3安打と1犠飛で「逆転」の形を作れた事に価値を見出している。
2ラン本塁打を打った鈴木(13)選手、ヒットでチャンスメイクをした八木(7)選手に村中(0)選手、仕上げの逆転犠飛は古屋(19)選手と、活躍するべき選手達がしっかり活躍しての逆転劇は見事であった。

八木(7)監督のインタビューを伺っていて感じたのは「とことん前向きな姿勢」である。
所属選手は勿論の事、チーム以外の草野球人にも【監督が語るCSへの展望】をご一読頂きたい。

練馬レッドサーティーンズはCSに「参加」するのではなく「勝利」の為に最高のチャレンジをすると宣言してくれた。
トーナメントを勝ち上がるのに最も重要なメンタルまで備えた強豪チームだ。

練馬レッドサーティーンズの試合結果(2018年)
第1試合
(3月10日)

ZaK Japan戦
1-6
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第2試合
(5月12日)

ワセダレッズ戦
7-8
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第3試合
(6月2日)

ピュアスターズ戦
4-2
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第4試合
(6月30日)

渡辺WINS戦
4-4
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第5試合
(7月21日)

SUNDAYS戦
1-5
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第6試合
(9月8日)

ホイチョイ戦
1-3
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第7試合
(10月6日)

ジェロニモ戦
2-4
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第8試合
(10月20日)

Abends戦
4-19
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第9試合
(11月3日)

RedPlums戦
5-2
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第10試合
(11月10日)

武蔵台ARROWS戦
4-17
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合計試合数:10 成績: 5 4 1

監督が語るCSへの展望

チームメイトの皆さんへ、今季はずっと言い続けているようにチーム最大の目標はプロ球場で試合をする事です。

その為にリーグ戦や他のトーナメント戦とは違い、CSだけは本気で勝ちにいくための選手起用をするつもりです。
一部の選手にはせっかく来てもらったのにほとんど出場機会を作ってあげられない試合も出てくるかもしれません。
でも試合の中で各々ができる仕事には全て大きな価値があり、試合に勝つことはすなわちチーム全員の勝利です。

僕らはプロ球場で野球をやれるという、野球人であれば誰もが憧れるチャンスを手にしていて、もしそれを実現した時の景色というのは想像することもできないくらい素晴らしい体験になると確信しています。
チームの全員でその景色を見に行くために、必ず勝利を掴みましょう。


八木(7)
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